雀百まで踊り忘れず

【ことわざ・慣用句】雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず)の意味・例文

意味 幼いころに身についた習慣は、歳を取っても直らない。
例文 漁師の家で育ったおじいちゃんは雀百まで踊り忘れず で、今でも釣りが好きだ。
類義語 三つ子の魂百まで、もって生まれた、生まれつき、体にしみ込む、昔取った杵柄(きねづか)
レベル ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。

雀百まで踊り忘れず とは:わかりやすい使い方の例

雀百まで踊り忘れずとは:意味1
ケロゆうは毎日ゲームをしているケロね。
すずめひゃくまでおどりわすれず:例文1
ゲームはおもしろいから毎日しちゃうケロ。もはや日課ケロ。
雀百まで踊り忘れずとは:意味2
雀百まで踊り忘れず と言うし、ケロゆうは一生ゲームを続けるかもしれないケロ。
すずめひゃくまでおどりわすれず:例文2
そうケロね。おじいちゃんになってもボクはゲームプレイヤーケロ♪
雀百まで踊り忘れず:意味3
ゲームばかりは心配だけど、ゲームのうまいおじいちゃんはちょっと見てみたいケロ。

雀百まで踊り忘れず】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。

類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 三つ子の魂百まで、もって生まれた、生まれつき、体にしみ込む、昔取った杵柄(きねづか)
意味 ⇒ 幼いころに身についた習慣は、歳を取っても直らない。

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雀百まで踊り忘れずとは?意味と由来・語源

雀百まで踊り忘れず 」(すずめひゃくまでおどりわすれず)とは、 習慣や習性は歳を重ねても変わらないこと を表すことわざです。このことわざの語源は、雀(すずめ)という鳥が関係しています。

雀は、独特の跳ねるような動きで歩くことが特徴で、この動きがまるで踊っているかのように見えます。雀が何年経っても、この踊るような動きを忘れないことから、「 雀百まで踊り忘れず 」という言葉が生まれました。百(ひゃく)は、長寿を意味する言葉で、雀が長生きしても踊りを忘れないことを強調しています。

このことわざは、 人間の性格や習慣も同様に、歳を取っても容易には変わらないという意味 を込めて使われます。

ことわざ「雀百まで踊り忘れず」に似た英語表現は?

雀百まで踊り忘れず 」の英語表現は ” Old habits die hard ” で、文字通りに訳すと「古い習慣はなかなか死なない」となります。このことわざは、人が年を取っても、以前からの習慣や性格がなかなか変わらないことを表しています。

英語の例文1:
“Even though he’s retired now, he still wakes up early every day. Old habits die hard, I guess.”
日本語訳:
「彼はもう引退しているのに、毎日早起きしていますね。雀百まで踊り忘れず、でしょうか。」

英語の例文2:
“She’s been a vegetarian for years, but sometimes she still craves meat. Old habits die hard.”
日本語訳:
「彼女は何年も前から菜食主義者なのに、時々肉が食べたくなるらしい。やはり雀百まで踊り忘れずだね。」

分かりやすい例文

例文1
父は引退してからも、毎朝早く起きる習慣が変わらない。 雀百まで踊り忘れず だ。

例文2
彼はもう年をとっているが、若い頃の悪習がまだ抜けない。 雀百まで踊り忘れず だね。

例文3
彼女はもう何年も前から健康に気をつけているのに、つい甘いものに手が伸びる。 雀百まで踊り忘れず だ。

例文4
あの先生はもう高齢だが、まだ教育への情熱が燃えている。 雀百まで踊り忘れず ということだろう。

例文5
友達のおばあちゃんは若い頃からおしゃべりで有名で、今でもそうだ。 雀百まで踊り忘れず だね。

雀百まで踊り忘れずを使った会話の例文

● おばあちゃん、今日も元気そうだね。何をしているの?
◎ あら、孫ちゃん。実は昔懐かしいレコードを聴いて、踊っていたのよ。若い頃に踊った曲は、今でも楽しめるわ。
● すごいね。おばあちゃんはまだ踊れるんだ。元気でいいね。
◎ ええ、 雀百まで踊り忘れず って言うでしょ。若い頃のことは、歳をとっても忘れないものよ。
● そうだね。おばあちゃんはいつまでも元気でいてほしいな。
◎ ありがとう、孫ちゃん。私もまだまだ元気でいたいわ。