【ことわざ・慣用句】爪に火をともす(つめにひをともす)の意味・例文
意味 | 非常にケチで、極端に倹約をすること。 |
例文 | 彼は事業に失敗して借金を背負い、今は 爪に火をともす 生活をしているらしい。 |
類義語 | 質素、倹約する、慎ましい、極貧、赤貧、けちくさい、みみっちい、つつましやか |
レベル | ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
爪に火をともす とは:わかりやすい使い方の例
【爪に火をともす】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 質素、倹約する、慎ましい、極貧、赤貧、けちくさい、みみっちい、つつましやか
意味 ⇒ 非常にケチで、極端に倹約をすること。
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爪に火をともすとは?意味と由来・語源
「 爪に火をともす 」という言葉の由来は、江戸時代の日本に遡ります。語源は、文字通り「 爪に火を灯す 」という意味で、 非常に節約家であること を表す表現です。
この言葉の背景には、江戸時代の庶民の暮らしに関連するエピソードがあります。当時の庶民は、火を使う際に節約するために、爪に蝋燭の火を灯すことがあったと言われています。これは、蝋燭が貴重で高価だったため、火を使う際にできるだけ消費を抑えようとする意図があったのです。
このことから、「 爪に火をともす 」という言葉は、極端な節約家であることや、ケチな人物を指す際に用いられるようになりました。現在でも、この言葉は 極端に節約をする人を表す言葉 として使われています。
ことわざ「爪に火をともす」に似た英語表現は?
「 爪に火をともす 」の英語表現は ” penny-pinching ” や ” tight-fisted ” といった言葉で表現できます。これらの言葉は、 極端に節約をする人やケチな人 を指す際に使われる表現です。
例えば、” penny-pinching ” は、一文銭をケチるような態度を表す言葉で、「 爪に火をともす 」の意味に近いです。一方、” tight-fisted ” は、お金を惜しむ様子を表現する言葉で、これも「爪に火をともす」と同様のニュアンスを持ちます。
分かりやすい例文
例文1
彼は節約家で、まるで 爪に火をともす かのように金銭に細心の注意を払っている。
例文2
彼女は買い物に行っても 爪に火をともす ほど値段を吟味する。
例文3
彼らは旅行中も 爪に火をともす ほど節約し、結局あまり楽しめなかった。
例文4
爪に火をともす ような彼の節約術は、周囲の人たちに驚かれることが多い。
例文5
彼は電気代を節約するために、まるで 爪に火をともす かのように消灯を急ぐ。
爪に火をともすを使った会話の例文
● お金がないから、食費をどうにかして節約しないといけないんだ。
◎ そうだね。でも、あまり極端な節約はストレスになるよ。 爪に火をともす ほどケチにならなくても大丈夫だよ。
● そうかな?でも、どうしても貯金が増やしたいんだよね。
◎ 分かるけど、自分の健康と幸せも大事だよ。適度な節約でバランスを取ろうよ。
● うん、そうだね。 爪に火をともす ほど節約しなくても、無駄遣いをやめればだいぶ違うかもしれないね。