三つ子の魂百まで

【ことわざ・慣用句】三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)の意味・例文

意味 幼い頃の性質は、年をとっても変わらないという意味。
例文 三つ子の魂百まで というが、今の状況を変えるために心機一転、生まれ変わった気持ちで頑張ろうと思う。
類義語 雀百まで踊りを忘れず、生まれつき、持って生まれた、生まれながら、終生変わらない、病は治るが癖は治らぬ
反対語 士別三日、男子三日会わざれば刮目して待つべし、朱に交われば赤くなる
レベル ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。

三つ子の魂百まで:わかりやすい使い方

三つ子の魂百までとは:意味1
ケロゆう、片付けなさいケロ!
みつごのたましいひゃくまで:例文1
三つ子の魂百まで ケロ。今さら片付けや整理整頓の癖をつけるのは無理ケロ。
三つ子の魂百までとは:意味2
それは屁理屈ケロ!早くするケロ~。
みつごのたましいひゃくまで:例文2
うー、パパには勝てないケロ…。

三つ子の魂百まで】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。


三つ子の魂百までの類義語と反対語

類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に学習しよう。
類語 ⇒ 雀百まで踊りを忘れず、生まれつき、持って生まれた、生まれながら、終生変わらない、病は治るが癖は治らぬ
意味 ⇒ 幼い頃の性質は、年をとっても変わらないという意味。

反対語や対義語:反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 士別三日、男子三日会わざれば刮目して待つべし、朱に交われば赤くなる

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三つ子の魂百までとは?意味と由来・語源

三つ子の魂百まで 」ということわざは、 子ども時代の性格や習慣が、大人になっても変わらない ことを表しています。この言葉の由来は、古くからの日本の民間信仰に関係しています。

昔の日本では、子どもが生まれると、その子どもの守り神とされる「三つ子の魂」というものが存在すると信じられていました。この「三つ子の魂」は、子どもが生まれてから三歳までの間にその性格や習慣を形成し、その後もその子どもを見守るとされていました。そのため、子どもの性格や習慣は、三歳までに形成されたものであり、その後も続くと考えられていたのです。

この信仰がもとになって、「 三つ子の魂百まで 」という言葉が生まれ、現在でも 子ども時代の性格や習慣が大人になっても続く ことを表すことわざとして使われています。

ことわざ「門前市を成す」に似た英語表現は?

三つ子の魂百まで 」に近い英語表現は ” As the twig is bent, so grows the tree ” や ” The leopard can’t change its spots ” などがあります。これらの表現は、人間の性格や習慣が幼少期から形成され、成長しても基本的には変わらないという考えを表しています。

As the twig is bent, so grows the tree  意味:若い枝が曲がっていると、その木も曲がって育つ(子ども時代の性格や習慣が大人になっても変わらないことが多い)
The leopard can’t change its spots  意味:ヒョウはその斑点を変えることができない(人の性格や習慣は変わらないことが多い)

英語の例文1:
He’s always been stubborn, even as a child. As the twig is bent, so grows the tree.
日本語訳:
彼は子どものころから頑固で、 三つ子の魂百まで だね。

英語の例文2:
She’s always been unreliable, and I doubt she’ll change. The leopard can’t change its spots.
日本語訳:
彼女はいつも頼りにならないし、変わるとは思えない。 三つ子の魂百まで だね。

これらの表現は、人の性格や習慣が幼少期から形成され、成長しても基本的には変わらないという考えを表す際に使用されます。ただし、これらの英語表現は直接的に「 三つ子の魂百まで 」という意味ではなく、類似の状況を表す言葉ですので、文脈に応じて適切な表現を選ぶことが重要です。

分かりやすい例文

例文1
彼女は幼いころからおしゃべりだったので、まさに 三つ子の魂百まで ですね。

例文2
あの兄弟は、子供のころからスポーツが得意だった。 三つ子の魂百まで と言われるだけのことはある。

例文3
私の父は子供の頃からコツコツと努力するタイプで、 三つ子の魂百まで だと思います。

例文4
彼は子供のころからおおらかな性格で、 三つ子の魂百まで と言えるでしょう。

例文5
彼は子供の頃からの読書好きが 三つ子の魂百まで 続いていて、今でも図書館が大好きです。

三つ子の魂百までを使った会話の例文

● あの人、子供のころからピアノが得意だったんだって。
◎ 本当に?それはすごいね。やっぱり「 三つ子の魂百まで 」って言うのは本当みたいだね。
● そうだね。彼は今も音楽に関わる仕事をしているし、才能は子供の頃からあったんだろうね。
◎ うん、私も子供のころの趣味を続けていればよかったな。でも、遅すぎるわけじゃないよね?
● そうだよ、いつからでも始められるから、興味があることを始めてみてはどう?