牛歩戦術

【四字熟語】牛歩戦術(ぎゅうほせんじゅつ)の意味・例文

意味 動きが遅いという意味。国会で、反対する人が議事を妨害する目的で行われる妨害戦術のこと。
例文 ニュースで野党による 牛歩戦術 が行われているのをよく目にする。
類義語 牛の歩み、動作が遅い、のろのろ、スローモー、えっちらおっちら
反対語 動きが速い、機敏な、迅速な、スピーディー
レベル ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて学習効率がいいですよ。

牛歩戦術:わかりやすい使い方

牛歩戦術とは:意味1
また野党が反対しているケロ。 牛歩戦術 ケロね。
ぎゅうほせんじゅつ:例文1
こんなことばかりだと議論が進まないケロ!
牛歩戦術とは:意味2
まさにそうケロね。反対意見も大切だけど、そればかりだと大事なことを見失いがちケロ。
ぎゅうほせんじゅつ:例文2
反対があってもいい方向に進んでいくといいケロね。

牛歩戦術】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。


牛歩戦術の類義語と反対語

類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に学習しよう。
類語 ⇒ 牛の歩み、動作が遅い、のろのろ、スローモー、えっちらおっちら
意味 ⇒ 動きが遅いという意味。国会で、反対する人が議事を妨害する目的で行われる妨害戦術のこと。

反対語や対義語:反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 動きが速い、機敏な、迅速な、スピーディー

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牛歩戦術とは?意味と由来・語源

牛歩戦術 」とは、あえて遅く進むことで相手を疲弊させたり、妨害したりする戦術のことです。主にスポーツや政治などで使用されることがあります。この言葉は、牛がゆっくりと歩く様子に由来しています。

語源は、「牛」と「歩」という言葉と「戦術」が組み合わされたものです。「牛」はゆっくりとした動物で、「歩」はその動作を指します。このため、「 牛歩戦術 」とは、「牛が歩くような遅さで進む戦術」という意味になります。

具体的には、相手を焦らせたり疲れさせたりする目的でゆっくりと進む戦術を指します。例えば、スポーツの試合で時間を稼ぐために故意に遅くプレイしたり、政治の議論であえて遅く進行させることで妨害や遅らせる戦術を指します。

四字熟語「牛歩戦術」に似た英語表現は?

近い英語表現: ” Filibustering “(政治において)や ” Stalling “(一般的な状況での遅らせる戦術)

英語での意味: ” Filibustering ” は、議会や政治的な状況で長時間の演説や議論を行い、立法や投票を遅らせる戦術を指します。” Stalling ” は、意図的に時間を遅らせることや行動を遅くすることで、相手を疲れさせたり焦らせたりする戦術を指します。

英語の例文1:
The senator was filibustering to prevent the bill from being passed before the end of the session.
日本語訳:
その上院議員は、会期終了前に法案が可決されないように、 牛歩戦術 を使っていた。

英語の例文2:
The team was stalling by taking their time with each play to run down the clock and secure their victory.
日本語訳:
そのチームは、時計を使い果たし勝利を確保するために、プレイごとに時間をかけて 牛歩戦術 を使っていた。

分かりやすい例文

例文1
野党は法案の採決を阻止するために、 牛歩戦術 を用いて議論を長引かせた。

例文2
試合終盤でリードしていたチームは、 牛歩戦術 を使って時間を稼ぎ、勝利を確保した。

例文3
交渉が進まないことに業を煮やした彼は、相手を焦らすために 牛歩戦術 を導入した。

例文4
会議での意見の対立が激しいため、彼は 牛歩戦術 を使って自分の意見を通すために時間をかけた。

例文5
バスケットボールの試合では、 牛歩戦術 を用いて相手チームのペースを乱すことが時には有効だ。

牛歩戦術を使った会話の例文

● 昨日の議会はすごく長引いたね。結局、あの法案は可決されなかったみたいだけど。
◎ うん、野党が 牛歩戦術 を使って議論を長引かせたんだよ。彼らはあの法案が成立するのを防ぐためにわざと時間をかけていたんだ。
● そういう戦術があるんだね。でも、それって本当に効果的なの?
◎ 効果的かどうかは状況次第だけど、相手を疲れさせたり焦らせたりすることができるから、時には有効な戦術になることもあるよ。ただ、使いすぎると信用を失うこともあるから注意が必要だね。