【四字熟語】君子豹変（くんしひょうへん）の意味・例文
| 意味 | すぐに意見や態度を変えること。変わり身の早いこと。 |
| 例文 | 兄は私の前では偉そうだったのに、父が来ると 君子豹変 し、急に大人しくなった。 |
| 類義語 | 手のひらを返す、朝令暮改、二転三転、舌の根も乾かないうちに、節操がない、支離滅裂 |
| 反対語 | 初志貫徹、終始一貫、徹頭徹尾、最初から最後まで、終始変わらず、一貫して |
| レベル | ★★☆☆☆ 小学生：中級 （中学生：初級、高校生：必須） |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
君子豹変：わかりやすい使い方
【君子豹変】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。
君子豹変の類義語と反対語
類義語や同義語：同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に学習しよう。
類語 ⇒ 手のひらを返す、朝令暮改、二転三転、舌の根も乾かないうちに、節操がない、支離滅裂
意味 ⇒ すぐに意見や態度を変えること。変わり身の早いこと。
反対語や対義語：反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 初志貫徹、終始一貫、徹頭徹尾、最初から最後まで、終始変わらず、一貫して
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君子豹変とは？意味と由来・語源
「 君子豹変 」は中国の古典、『論語』から来た言葉で、「 君子は豹のように速く変わる 」という意味です。ここでの「変わる」は、自分の過ちや間違いを改める、つまり「改善する」や「改良する」を指します。元々の文脈では、君子は自身の過ちを早く改めるべきだという教訓が含まれています。
「豹変」の部分は、豹が非常に速く動くことから来ています。つまり、君子は自身の過ちを認めたら、豹のように迅速にその過ちを改めるべきだという意味が込められています。
したがって、「君子豹変」とは、君子（立派な人）が 自分の過ちをすばやく認めて改めるべきだという意味 の成語です。
四字熟語「君子豹変」に似た英語表現は？
「 君子豹変 」に近い英語表現としては ” turn over a new leaf ” があります。これは直訳すると「新しい葉をめくる」ですが、実際の意味としては「 自己改革する 」または「 新たな生活を始める 」を指します。
英語の例文1:
Once he realized his mistake, he decided to turn over a new leaf and make amends.
日本語訳:
彼は自分の間違いに気づいた途端、 君子豹変 することを決めて、挽回するための行動を取った。
ただし、” turn over a new leaf “は「 君子豹変 」ほどの急速性を含んでいないことに注意が必要です。” turn over a new leaf “は改革や改善を始めるという意味であり、「 君子豹変 」のように「即座に改善する」というニュアンスは含まれていません。
分かりやすい例文
例文１
彼は自分の過ちをすぐに認め、 君子豹変 した。
例文２
君子豹変 とは、自分の間違いをすぐに改めることを意味する。
例文３
彼女は自分の態度が周りに悪影響を与えていることに気づき、 君子豹変 した。
例文４
自分の失敗を認め、 君子豹変 することで、彼は新たな成功を手に入れることができた。
例文５
一度失敗を経験した後、彼は 君子豹変 して、二度と同じ間違いをしないように努めた。
これらの例文では、「 君子豹変 」は、自分の過ちをすぐに認識し、すばやく改善することを指す表現として使用されています。
君子豹変を使った会話の例文
● ねえ、田中さんが最近、仕事の取り組み方をすごく変えたよね。
◎ そうだね、彼は以前は遅刻が多かったけど、最近は毎日一番に出社しているよ。
● それに、以前は自分の仕事だけをやって他人の意見をあまり聞かなかったけど、今では他人の意見を受け入れて自分の仕事を改善するようになったよね。
◎ うん、彼はまさに 君子豹変 したね。彼のその姿勢、見習いたいよ。
● そうだね、私たちも自分の過ちをすぐに認めて改善することが大切だよね。
この会話では、「 君子豹変 」は自分の過ちをすぐに認識し、すばやく改善することを指す表現として使用されています。
