【ことわざ・慣用句】飛んで火に入る夏の虫(とんでひにいるなつのむし)の意味・例文
意味 | 自分から進んで危険の中に飛び込むことのたとえ。 |
例文 | 罠かもしれないのに行くだなんて、 飛んで火に入る夏の虫 だ。 |
類義語 | まんまと罠にかかる、カモがネギをしょって来る、危険を冒す、危険な橋を渡る、自滅する |
レベル | ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
飛んで火に入る夏の虫 とは:わかりやすい使い方の例
【飛んで火に入る夏の虫】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ まんまと罠にかかる、カモがネギをしょって来る、危険を冒す、危険な橋を渡る、自滅する
意味 ⇒ 自分から進んで危険の中に飛び込むことのたとえ。
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飛んで火に入る夏の虫とは?意味と由来・語源
「 飛んで火に入る夏の虫 」ということわざは、 無謀な行動や自分の命を危険にさらすこと を意味します。夏の虫が火や光に引き寄せられて、結果的に焼死してしまう様子にたとえられています。このことわざは、自分の能力や状況を考慮せずに突っ走ってしまい、結果的に自滅するような行動を戒めるために使われます。
このことわざの語源は、古くからの日本の詩や俳句に見られます。「夏の虫」とは、主に夜に活動し、明るい光や火に引き寄せられる虫のことを指しています。彼らは、火に近づくことで炎に巻き込まれ、命を落とすことがあります。このことから、「 飛んで火に入る夏の虫 」という言葉が生まれ、 無謀な行動に対する警告 として用いられるようになりました。
ことわざ「飛んで火に入る夏の虫」に似た英語表現は?
「 飛んで火に入る夏の虫 」の英語表現は ” Like a moth to a flame ” です。この英語の表現は、「火に引き寄せられる蛾のように」という意味を持ちます。これは、日本語のことわざ「 飛んで火に入る夏の虫 」と同様に、無謀な行動や自滅的な行為を警告するために使われます。蛾が炎に魅せられて飛び込む様子を例に挙げて、危険を顧みず突っ走る行動を戒める意味が込められています。
分かりやすい例文
例文1
彼は無計画に株式投資を始め、大損をしてしまった。まさに 飛んで火に入る夏の虫 だ。
例文2
彼女は初心者なのに難しいスキーコースに挑戦し、けがをしてしまった。 飛んで火に入る夏の虫 という言葉がぴったりだ。
例文3
彼は体力に自信があるからと、過酷な登山に挑戦したが、途中で力尽きた。まさに 飛んで火に入る夏の虫 だった。
例文4
彼は自分が全てを知っていると思い込み、専門家のアドバイスを無視して失敗した。 飛んで火に入る夏の虫 のような行動だった。
例文5
経験も知識もないのに、彼は起業を決意した。しかし、その無謀な決断は 飛んで火に入る夏の虫 のようなものだった。
飛んで火に入る夏の虫を使った会話の例文
● この間、山田くんがビットコインに大金を投資したんだって。
◎ えっ、本当に?でも、彼、投資のことよく知らないんじゃなかったっけ?
● そうなんだよ。友達に勧められて、すぐに飛びついたみたい。でも、結局価格が急落して大損してしまったらしい。
◎ それは大変だね。まさに 飛んで火に入る夏の虫 ってやつだね。彼ももっと勉強してから投資に手を出すべきだったよ。
● 本当にそうだね。次からはもっと慎重に行動することを学んでほしいよね。