【四字熟語】津々浦々(つつうらうら)の意味・例文
意味 | 全国の至るところという意味 |
例文 | 美味しいもを食べるためなら全国 津々浦々 、どこへだって行きますよ。 |
類義語 | 津津浦浦、至る所、随所に、各所、隅々まで、国じゅう、世界中、四方八方、あちらこちら |
レベル | ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
津々浦々:わかりやすい使い方
【津々浦々】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 津津浦浦、至る所、随所に、各所、隅々まで、国じゅう、世界中、四方八方、あちらこちら
意味 ⇒ 全国の至るところという意味
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津々浦々とは?意味と由来・語源
「 津々浦々 」とは、日本語の慣用句で、 国内のあらゆる場所 を表す言葉です。この表現は、漢字で「津々」と「浦々」に分けられます。それぞれの意味は以下の通りです。
「津」は、水の流れが海に注ぐ地点、つまり港や入り江を意味し、
「浦」は、海岸に沿った平らな地域や湾曲した入り江を意味します。
これらの言葉は、もともとは古代日本において国土の海岸線を指す言葉でした。津々浦々とは、文字通り、国土の海岸線にあるあらゆる港や入り江を指していました。しかし、時代が経つにつれて、この言葉は海岸線に限らず、国内のあらゆる場所を指すようになりました。この言葉は、日本の国土や風土の広がりを感じさせる表現であり、日本の美しい景観を象徴する言葉としても使われます。
語源としては、「 津々浦々 」は漢字を使用していますが、もともとは日本の古典文学で使われた言葉です。特に、古今和歌集(905年)や新古今和歌集(1205年)などの和歌集にもこの表現が見られます。
ことわざ「津々浦々」に似た英語表現は?
「 津々浦々 」に近い英語表現は ” from coast to coast ” や ” far and wide ” です。それぞれの意味と例文は以下の通りです。
” from coast to coast “ 意味: 国の海岸線から海岸線まで、あるいは国全体を指す言葉。
” far and wide “ 意味: 広範囲にわたって、広い地域や多くの場所を指す言葉。
英語の例文1:
The new highway stretches from coast to coast.
日本語訳:
その新しい高速道路は 津々浦々 に広がっている。
英語の例文2:
People came from far and wide to see the cherry blossoms.
日本語訳:
人々は 津々浦々 から桜を見に来た。
このように、「 津々浦々 」の意味やニュアンスを英語で表現する場合、” from coast to coast ” や ” far and wide ” といった表現を使います。ただし、日本の文化的な背景や風土を感じさせるようなニュアンスは、英語表現では完全には再現できないことに注意してください。
分かりやすい例文
例文1
津々浦々 の地域から美味しい食材が集まる。
例文2
彼は 津々浦々 を旅して、日本の文化を学んでいる。
例文3
祭りには、 津々浦々 から多くの人々が集まった。
例文4
津々浦々 の観光名所を巡る旅が楽しかった。
例文5
彼らは 津々浦々 を回って地域の特産品を紹介している。
津々浦々を使った会話の例文
● この夏休み、どこに旅行に行く予定ですか?
◎ 実は、日本の 津々浦々 を巡る旅に行くつもりなんです。まずは北海道から始めて、最後には沖縄まで行きたいと思っています。
● すごい!それは楽しそうですね。どんな場所を訪れる予定ですか?
◎ 有名な観光地はもちろん、地元の名物や温泉、祭りなども楽しみたいです。 津々浦々 の魅力を満喫したいんですよ。
● いいですね。旅行中に見つけた素敵な場所や美味しいものがあったら、ぜひ教えてくださいね。
◎ もちろんです!帰ってきたら、 津々浦々 のお土産話をたっぷりとシェアしますよ。