【ことわざ・慣用句】駿馬痴漢を乗せて走る(しゅんめちかんをのせてはしる)の意味・例文
意味 | 世の中には上手くいかないことがあり、特に美人がつまらない男と結婚するという例え。 |
例文 | ミスコン優勝歴のある姉が、あんな性格の悪い男性と結婚するだなんて、まさに 駿馬痴漢を乗せて走る だと思った。 |
類義語 | 釣り合わない、ミスマッチ、似つかわしくない、不釣り合いな、もったいない、思い通りにいかない |
反対語 | 均衡した、バランスが取れた、均整の取れた、釣り合う |
レベル | ★★★★☆ 中学生:上級 (小学生:難、高校生:中級) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
駿馬痴漢を乗せて走る:わかりやすい使い方
【駿馬痴漢を乗せて走る】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。
駿馬痴漢を乗せて走るの類義語と反対語
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に学習しよう。
類語 ⇒ 釣り合わない、ミスマッチ、似つかわしくない、不釣り合いな、もったいない、思い通りにいかない
意味 ⇒ 世の中には上手くいかないことがあり、特に美人がつまらない男と結婚するという例え。
反対語や対義語:反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 均衡した、バランスが取れた、均整の取れた、釣り合う
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駿馬痴漢を乗せて走るとは?意味と由来・語源
「 駿馬痴漢を乗せて走る 」という言葉は、 優れた才能や素晴らしい能力を持っているのに、それを活かせない状況や、無駄になってしまう状況 を表現する日本のことわざです。文字通り訳すと、「素晴らしい馬が、馬鹿者(痴漢)を乗せて走る」という意味になります。
この言葉の由来や語源は、古典文学や歴史的記録にはっきりとしたものは見つかっていませんが、日本の古来の価値観や考え方を反映しています。それは、才能や能力がある人間が、それを十分に発揮できない状況に置かれることの無益さや悲哀を表しています。
このことわざは、組織やチームで優れた才能を持つ人がいても、その才能が活かされず、無駄になってしまう場合や、有能な人がその能力を十分に発揮できない立場にいることを皮肉ったり、批判する際に用いられます。
ことわざ「駿馬痴漢を乗せて走る」に似た英語表現は?
「駿馬痴漢を乗せて走る」に近い英語表現は “to cast pearls before swine” があります。この表現は、「真珠を豚の前に投げる」という意味で、貴重なものや才能を理解できない人や状況に浪費することを表しています。
英語の例文1:
Having such a talented programmer working on trivial tasks is like casting pearls before swine.
日本語訳:
優秀なプログラマーが些細なタスクに取り組むのは、まるで 駿馬痴漢を乗せて走る ようなものだ。
英語の例文2:
He’s a brilliant scientist, but his talents are being wasted in this mundane job. It’s like casting pearls before swine.
日本語訳:
彼は優れた科学者だが、このありふれた仕事では才能が無駄になっている。まさに 駿馬痴漢を乗せて走る 状況だ。
英語の例文3:
Explaining advanced physics to someone who has no interest in science is like casting pearls before swine.
日本語訳:
科学に興味のない人に高度な物理学を説明するのは、まるで 駿馬痴漢を乗せて走る ようなものだ。
分かりやすい例文
例文1
彼は天才的なピアニストだが、音楽を理解できない人たちのために演奏しているのは、まるで 駿馬痴漢を乗せて走る ようなものだ。
例文2
あのプロジェクトでは、優れたエンジニアが低レベルなタスクにしか関わっていない。まさに 駿馬痴漢を乗せて走る 状況だ。
例文3
優秀な役員が、無能な経営者の指示に従っているのは、まるで 駿馬痴漢を乗せて走る ようなものだ。
例文4
彼女はすばらしいデザイナーだが、彼女の才能を理解できない上司のもとでは、まるで 駿馬痴漢を乗せて走る ような状況だ。
例文5
優れた技術を持つ彼が、その技術を活かせない会社で働くのは、まさに 駿馬痴漢を乗せて走る ようなものだ。
駿馬痴漢を乗せて走るを使った会話の例文
● 昨日、あの有名な画家が地元の展覧会で作品を出展していたんだけど、ほとんどの人がその価値に気づいていなかったよ。
◎ 本当に?それはもったいないね。まるで 駿馬痴漢を乗せて走る ようなものだね。
● そうなんだ。彼の作品は世界中で評価されているのに、地元の人たちはあまり関心がないみたい。
◎ 残念だね。そんな才能を持った人が、もっと評価されるべきだと思うよ。
● うん、僕もそう思う。今度はもっと広範囲に彼の作品を紹介して、多くの人にその価値を知ってもらいたいね。