長丁場

【ことわざ・慣用句】長丁場(ながちょうば)の意味・例文

意味 長い時間のかかる物事のこと。
例文 今回のプロジェクトは 長丁場 になるだろうから、今のうちに休んでいくようにと先生は言った。
類義語 長く続く、長期戦、果てしない、エンドレス
反対語 対義語は該当なし
レベル ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて学習効率がいいですよ。

長丁場:わかりやすい使い方

ながちょうば:例文1
延長戦にまでもつれ込んだけど勝てて良かったケロ!
長丁場とは:意味2
長丁場 、頑張ったケロね。まさか延長になるとは思っていなかったケロ。
ながちょうば:例文2
キャプテンが最後に打った逆転ホームランは一生忘れられないケロ♪
長丁場とは:意味3
良かったケロね。部内でずっと語り継がれそうケロ♪

長丁場】の意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。


長丁場の類義語と反対語

類義語や同義語:同じ意味や似たような意味での使い方が多いので、語彙力UPのため同時に学習しよう。
類語 ⇒ 長く続く、長期戦、果てしない、エンドレス
意味 ⇒ 長い時間のかかる物事のこと。

反対語や対義語:反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 対義語は該当なし

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長丁場とは?意味と由来・語源

長丁場 」は、 長期間にわたる困難や努力が必要な状況 を指す日本語の表現です。

この言葉の由来は、日本の伝統的な相撲に関連しています。相撲の試合は一日に何回も行われ、その日の全試合を通じての総合的な勝敗が問われることがあります。その中でも特に長時間にわたる試合は「長丁場」と呼ばれ、後にこれが転じて長期間にわたる困難な状況全般を指すようになりました。

また、「丁場」は元々、町や通り(丁)で行われる市場や見世物の場所を意味しました。その中でも特に相撲の試合が行われる場所を「丁場」と呼び、長時間にわたる試合を「 長丁場 」と呼んだのが語源と考えられています。

ことわざ・慣用句「長丁場」に似た英語表現は?

長丁場 」に近い英語表現は “long haul” や “marathon” があります。これらは、長期間にわたる困難や努力が必要な状況を指します。

Long haul ” は直訳すると「長い運搬」で、一般的には長期間にわたる取り組みや努力を指します。
Marathon ” は本来、長距離の陸上競技を指す言葉ですが、比喩的には長期間にわたる困難な活動やプロジェクトを指すことがあります。

英語の例文1:
This project is a long haul, but I believe it will be worth it in the end.
日本語訳:
このプロジェクトは 長丁場 だけど、最終的にはそれだけの価値があると信じています。

英語の例文2:
Studying for this degree is going to be a marathon, but I’m ready for the challenge.
日本語訳:
この学位のための学習は 長丁場 になるだろうけど、私はその挑戦に備えています。

分かりやすい例文

例文1
大学での4年間は 長丁場 だが、その結果自分自身が成長できる。

例文2
プロジェクトはまだ始まったばかりで、これからが 長丁場 だ。

例文3
研究開発は 長丁場 だが、やりがいもある仕事だ。

例文4
語学の習得は 長丁場 。毎日コツコツと練習を重ねることが大切だ。

例文5
アスリートにとっては、オリンピックまでの道のりは 長丁場 だ。

長丁場を使った会話の例文

● 新しいビジネスの立ち上げ、思ったより難しいね。
◎ そうだね。でもこれは 長丁場 だから、焦らず一歩一歩進めていこう。
● 確かにそうだね。一度に全てをやろうとすると、途中で挫折しそうになる。
◎ その通り。一つずつ問題を解決していけば、きっと成功に繋がるよ。

この会話の中で、「 長丁場 」は、長期間にわたる困難や努力が必要な状況を指す言葉として使われています。