【ことわざ・慣用句】あいづちを打つ(あいづちをうつ)の意味・例文
意味 | 相手の話に合わせてうなづいたり、「はい」「なるほど」等の短い言葉を返すこと。 |
例文 | 私の話を友人は あいづちを打ち 、真剣に聞いてくれていた。 |
類義語 | 話を合わせる、合いの手を入れる、うんうんとうなずく、調子を合わせる |
反対語 | 無関心、反応が薄い、素っ気ない、興味を持たない、素知らぬ様子 |
レベル | ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
あいづちを打つ とは:わかりやすい使い方の例
【あいづちを打つ】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
あいづちを打つの類義語と反対語
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 話を合わせる、合いの手を入れる、うんうんとうなずく、調子を合わせる
意味 ⇒ 相手の話に合わせてうなづいたり、「はい」「なるほど」等の短い言葉を返すこと。
反対語や対義語:反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 無関心、反応が薄い、素っ気ない、興味を持たない、素知らぬ様子
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あいづちを打つとは?意味と由来・語源
「 あいづちを打つ 」という言葉は、日本語の会話において 相手の話を聞いていることを示す言葉や仕草 で、聞き手が話し手に興味を持っていることや理解していることを伝える役割があります。この言葉の語源や由来については、以下のような説があります。
「あいづち」とは、「相槌」とも書かれ、もともとは「槌(つち)」という道具を使った仕事の際に、二人が協力して行うことを意味していました。例えば、大工仕事で木材を組み立てる際に、一人が槌で木材を打ち込み、もう一人が槌で叩いて調整するような状況です。これによって、作業がスムーズに進むことができました。
このような二人で協力する様子が、会話の中で相手の言葉に対してうなずいたり、「うん」「そうですね」などの言葉をかけたりすることに例えられ、それが「 あいづちを打つ 」という言葉となりました。これにより、会話がスムーズに進むことができると考えられています。
現代では、「 あいづちを打つ 」は、相手の話を聞いていることや共感を示すための重要なコミュニケーション手段となっており、特に日本の文化では、相手との関係性を大切にするために、あいづちが非常に重要な役割を果たしています。
ことわざ「あいづちを打つ」に似た英語表現は?
「 あいづちを打つ 」に近い英語表現は ” to nod ” や ” acknowledge ” がありますが、特に ” to give a verbal acknowledgment ” が最も近い表現です。これらの表現は、相手の話に対して聞いていることや共感を示すために言葉や仕草を使うことを意味しています。
To nod : これは、「うなずく」という意味で、相手の話に同意を示すために頭を上下に動かす仕草を表します。
Acknowledge : これは、「認める」「理解を示す」という意味で、相手の話を聞いていることや共感を示す言葉を使うことを含んでいます。
To give a verbal acknowledgment : これは、「言葉で相手の話を認めること」を意味し、日本語の「 あいづちを打つ 」と非常に近い表現です。例えば、「うん」「そうですね」などの言葉をかけることで、相手の話を聞いていることを示します。
これらの表現は、会話の中で相手の言葉に対して言葉や仕草を使って共感や理解を示すことを意味し、会話がスムーズに進むことを助ける役割を果たしています。
分かりやすい例文
例文1
彼女は私の話を聞いて、うなずいて あいづちを打って くれた。
例文2
面接官は応募者の話を注意深く聞き、ときおり あいづちを打って いた。
例文3
会議中、部下が意見を述べると、上司が あいづちを打って 励ましを示した。
例文4
彼は彼女の冗談に笑いながら、楽しそうに あいづちを打って いた。
例文5
親が子供の話を聞くとき、子供が自信を持って話せるように、 あいづちを打つ ことが重要だ。
あいづちを打つを使った会話の例文
● 最近、仕事が忙しくて大変だね。
◎ そうなんだよ。プロジェクトの期限が迫っていて、毎日残業ばかりで疲れてる。
● それは大変そうだね。無理しないでね。
◎ ありがとう。でも、このプロジェクトが終われば、少し楽になるはずだから頑張るよ。
● うん、頑張ってね。何か手伝えることがあれば言ってね。
◎ ありがと。まずは、話を聞いてくれて あいづちを打って くれるだけで助かるよ。