【ことわざ・慣用句】足元を見る(あしもとをみる)の意味・例文
意味 | 相手の弱点を見抜いてそこにつけこむこと。 |
例文 | スーパーで牛肉の値段が高くて渋っていると、 足元を見た 店員が値引きのシー ルを貼ってきて、つい買ってしまった。 |
類義語 | 足元につけこむ、弱みに付け入る、足下を見る、弱点を攻める、吹っかける、したたか |
レベル | ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
足元を見る とは:わかりやすい使い方の例
【足元を見る】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 足元につけこむ、弱みに付け入る、足下を見る、弱点を攻める、吹っかける、したたか
意味 ⇒ 相手の弱点を見抜いてそこにつけこむこと。
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足元を見るとは?意味と由来・語源
「 足元を見る 」という表現は、 相手の弱みに目を光らせることや、弱い立場にある相手に対して利益を追求すること を意味します。「足元」とは、文字通り足の下の部分を指し、それに目を向けることから、相手の弱みに目を光らせる様子を表しています。
この表現の語源は、相手の弱みや状況を把握するために、相手の足元を観察するところから来ているとされています。武士などの戦いの際に、相手の足元を見ることでその立ち位置や構えを知ることができ、戦術を立てることができたため、ここから転じて 弱みを突く という意味合いで使われるようになりました。
ことわざ「足元を見る」に似た英語表現は?
「 足元を見る 」に近い英語表現は ” take advantage of someone ” です。この表現は、相手の弱みや不利な状況に付け込んで利益を追求することを意味します。また、” exploit someone ” も似た意味で使われることがあります。これは、 相手の弱みや立場を利用して自分の利益を追求する ことを表します。
分かりやすい例文
例文1
その悪徳業者はお年寄りの 足元を見て 、高額な商品を売りつけた。
例文2
その不動産業者は、どうしてもその家を買いたいという彼らの状況を利用して、 足元を見て 価格を吊り上げた。
例文3
あの会社は、経済危機で失業者が増えていることを利用して、 足元を見て 低賃金で雇用している。
例文4
彼は部下の不安を利用して、 足元を見て 要求を通した。
例文5
彼は友人の事業がうまくいっていないことを知り、 足元を見て 株式を安く買い取ろうとした。
足元を見るを使った会話の例文
● 最近、田中さんの仕事がうまくいってないみたいだね。
◎ そうだね、彼はかなり困っているみたいだよ。
● うーん、ここで彼に安く株式を売らせて、私たちの利益を増やすチャンスかもしれない。
◎ それはちょっと…。田中さんが困っている時に 足元を見る のは良くないと思うよ。友達として彼を助けるべきだよ。