【ことわざ・慣用句】醍醐味(だいごみ)の意味・例文
意味 | その物事の本当の面白さ。 |
例文 | この仕事の 醍醐味 はお客様に感謝してもらえるところだ。 |
類義語 | いいところ、うま味、面白さ、神髄、本当の楽しさ、趣がある、深みがある |
反対語 | 面白みがない、無味乾燥な、空虚な、趣がない、浅い |
レベル | ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて学習効率がいいですよ。
醍醐味:わかりやすい使い方
【醍醐味】の意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。
醍醐味の類義語と反対語
類義語や同義語:同じ意味や似たような意味での使い方が多いので、語彙力UPのため同時に学習しよう。
類語 ⇒ いいところ、うま味、面白さ、神髄、本当の楽しさ、趣がある、深みがある
意味 ⇒ その物事の本当の面白さ。
反対語や対義語:反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 面白みがない、無味乾燥な、空虚な、趣がない、浅い
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醍醐味とは?意味と由来・語源
「 醍醐味 」は、 最上の味わいや楽しみ、あるいは事柄の本質や真髄 を指す言葉です。これは仏教の言葉「醍醐」から派生した表現で、元々は「仏の教えの最高の味わい」を指していました。
「醍醐」の語源はサンスクリット語の「ghrta」(ギー、もしくはクラリファイドバター)で、これはインドの祭りや儀式で使用される純粋なバターを意味します。これが中国語に取り入れられた際に、「醍醐」と訳されました。
中国ではこの「醍醐」は、最も純粋で上質なバターを意味し、比喩的には最高のもの、最上のものを意味するようになりました。この概念が日本に伝わった際に、「 醍醐味 」は最上の味わい、あるいは事柄の本質や真髄を指す言葉として使われるようになりました。
ことわざ・慣用句「醍醐味」に似た英語表現は?
「 醍醐味 」に近い英語表現は “the real pleasure” や “the essence” などがあります。
the real pleasure は、何かをする上での真の喜びや楽しみを指します。
the essence は、何かの本質や真髄を意味します。
英語の例文1:
The real pleasure of traveling is encountering different cultures.
日本語訳:
旅行の 醍醐味 は、さまざまな文化に出会うことだ。
英語の例文2:
Understanding the essence of the problem is the first step to solving it.
日本語訳:
問題の 醍醐味 を理解することが、それを解決する最初のステップだ。
これらの表現は、最上の味わいや楽しみ、あるいは事柄の本質や真髄を指す「 醍醐味 」の概念に近いです。
分かりやすい例文
例文1
長距離走の 醍醐味 は、ゴールした瞬間の達成感だ。
例文2
読書の 醍醐味 は、文字から想像力を膨らませることにある。
例文3
音楽を作る 醍醐味 は、自分の感情を表現し、それが聴く人に伝わったときだ。
例文4
旅行の 醍醐味 は、新たな文化や風景に出会うことだ。
例文5
スポーツの 醍醐味 は、困難を乗り越えて勝利をつかむときの感動だ。
醍醐味を使った会話の例文
● 君はなぜ毎週末に山登りをするんだ?
◎ それはね、山登りの 醍醐味 を味わうためさ。
● 醍醐味 ?それは何?
◎ 自然と一体になる感覚と、山頂から見る景色の美しさだよ。それに、登りきったときの達成感もね。
● なるほど、それなら確かに魅力的だね。