【ことわざ・慣用句】肩で風を切る(かたでかぜをきる)の意味・例文
意味 | 肩を高くあげて得意そうに歩く様子。威張っていて偉そうにする様子。 |
例文 | テストで学年1位だった友達は、 肩で風を切る ように廊下を歩いていた。 |
類義語 | 偉そうにする、威張る、唯我独尊、大きな顔をする、ふんぞり返る、権力を笠に着る、肩を怒らせる |
レベル | ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
肩で風を切る とは:わかりやすい使い方の例
【肩で風を切る】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 偉そうにする、威張る、幅を利かせる、大きな顔をする、唯我独尊、権力を笠に着る、肩を怒らせる
意味 ⇒ 肩を高くあげて得意そうに歩く様子。威張っていて偉そうにする様子。
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肩で風を切るとは?意味と由来・語源
「肩で風を切る」という言葉は、文字通りには肩で風を切ることを意味しますが、転じて「驕り高ぶっている様子」を表す表現として使われます。この言葉の由来は、江戸時代にさかのぼります。
当時の武士は、高い地位や権威を持つことを示すために、肩を高く上げ、背筋を伸ばして歩くことが一般的でした。このような態度は、自分が偉いということを示す目立つ歩き方であり、その歩き方で風を切るかのように見えたため、「肩で風を切る」という言葉が生まれました。
この言葉は、現代でも自分を大切にし、他人を見下す態度を持っている人に対して使われることがあります。
ことわざ「肩で風を切る」に似た英語表現は?
「肩で風を切る」に近い英語表現は “to put on airs” や “to act high and mighty” です。これらの表現は、自分を大切にし、他人を見下す態度を持っている人に対して使われることがあります。
“to put on airs”:横柄な態度をとる、気取る
“to act high and mighty”:威張って振る舞う、偉そうにする
これらの表現は、他人に対して自分が優れているという印象を与えるために、態度や振る舞いで見せかけることを指します。
分かりやすい例文
例文1
彼は最近、昇進したばかりで肩で風を切っている。
例文2
成功した人になればなるほど、肩で風を切らず謙虚な態度が大切だ。
例文3
彼女は美人だけど、肩で風を切るような態度が好かれない。
例文4
彼はまだ若いのに、すでに肩で風を切るような態度を取っている。
例文5
肩で風を切っている人は、いざというときに助けを求めても誰も助けてくれないことがある。
肩で風を切るを使った会話の例文
● 今日の会議、新入社員の田中くんがちょっと態度が大きかったと思わない?
◎ うん、確かに。彼、最近ちょっと肩で風を切ってる気がするんだよね。
● そうだよね。でも、彼は実力はあるから、ちょっと注意してあげれば大丈夫かも。
◎ そうだね。上司として、彼に謙虚な態度の大切さを伝えてみるよ。
● それがいいと思う。彼がもっと素直な態度を取れば、チームワークも良くなると思うよ。