【ことわざ・慣用句】鼻を明かす(はなをあかす)の意味・例文
意味 | 出し抜いて人をあっと言わせる。 |
例文 | 自分のほうが足が速いと自慢してくる友達の 鼻を明かすた めに、毎日走る練習をしている。 |
類義語 | ぎゃふんと言わせる、ほえ面をかかせる、一泡吹かせる、冷や汗をかかせる、一杯食わせる、出し抜く |
レベル | ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
鼻を明かす とは:わかりやすい使い方の例
【鼻を明かす】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ ぎゃふんと言わせる、ほえ面をかかせる、一泡吹かせる、冷や汗をかかせる、一杯食わせる、出し抜く
意味 ⇒ 出し抜いて人をあっと言わせる。
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鼻を明かすとは?意味と由来・語源
「 鼻を明かす 」という言葉は、主に 敵やライバルを出し抜いたり、驚かせたりする様子 を表す言葉です。この言葉の由来や語源は、平安時代にさかのぼります。
平安時代の文学作品『枕草子』にもこの言葉が登場しており、そのころから使われていたことがわかります。「 鼻を明かす 」とは、文字通りに鼻の穴を広げることから転じて、相手を驚かせることに使われるようになりました。
また、もともとは茶道において、茶席で茶の湯を点てる際に茶碗の向きを変えることを指していました。これは、客の鼻の向きを変えさせることから、「 鼻を明かす 」と言われるようになりました。現在のように敵やライバルを出し抜いたり、驚かせることにも広がりました。
ことわざ「鼻を明かす」に似た英語表現は?
「 鼻を明かす 」の英語表現は ” outwit ” や ” outsmart ” が近いです。これらの英語表現は、相手を知恵や機転で出し抜く、あるいは相手を裏切って驚かせるといった意味を持ちます。
英語の例文:
He managed to outwit his rival in the competition.
(彼は競争でライバルを出し抜くことに成功した。)
She outsmarted her opponents in the debate.
(彼女は討論で相手を巧みに出し抜いた。)
分かりやすい例文
例文1
彼女はライバルを 鼻を明かす 方法を考え出した。
例文2
仕事で彼にいつも 鼻を明かされる ので、今度こそ彼を出し抜きたい。
例文3
彼は賢い弁護士であり、相手方を 鼻を明かす ことが得意だ。
例文4
映画の主人公は悪役を 鼻を明かす 策略を立てた。
例文5
子供たちは先生の 鼻を明かす ために仕掛けを作り出した。
鼻を明かすを使った会話の例文
● 最近、近所に新しいラーメン屋ができたんだけど、あの有名なラーメン店よりも美味しいんだよね。
◎ え、マジで?あの有名なラーメン店の 鼻を明かす ほどの味なの?
● 本当に!最初は信じられなかったけど、実際に食べてみたら感動したよ。一度行ってみたら?
◎ じゃあ、今度一緒に行こうか。自分の舌でその 鼻を明かす 味を確かめたいな。