年季が入る

【ことわざ・慣用句】年季が入る(ねんきがはいる)の意味・例文

意味 長く使われていること。また、一つの仕事を長年続けてきて熟練していること。
例文 母はずいぶん 年季が入った カバンを使い続けている。
類義語 円熟する、熟練した、味が出る、風格がにじむ、いぶし銀、昔とった杵柄、亀の甲より年の功一人前
反対語 経験が浅い、未熟、青二才、新鮮、新しい、くちばしが黄色い、尻が青い、駆け出し
レベル ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。

年季が入る:わかりやすい使い方

ねんきがはいる:例文1
その時計、ずいぶん 年季が入っている ケロね。
年季が入るとは:意味2
これはおじいちゃんからもらった宝物ケロ。もう50年は使っているケロ。
ねんきがはいる:例文2
50年!?それはすごいケロ。思い出の時計ケロね!
年季が入るとは:意味3
新しいものもいいけど、パパは思い出を大切にしていきたいケロ♪

年季が入る】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。


年季が入るの類義語と反対語

類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に学習しよう。
類語 ⇒ 円熟する、熟練した、味が出る、風格がにじむ、いぶし銀、昔とった杵柄、亀の甲より年の功一人前
意味 ⇒ 長く使われていること。また、一つの仕事を長年続けてきて熟練していること。

反対語や対義語:反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 経験が浅い、未熟、青二才、新鮮、新しい、くちばしが黄色い、尻が青い、駆け出し

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年季が入るとは?意味と由来・語源

年季が入る 」という言葉は、 長い年月や経験が積み重なっていること を表す日本語の表現です。語源については、江戸時代の奉公人や職人の世界に由来するとされています。

江戸時代、奉公人や職人が働く際には、「年季契約」という形で一定期間の雇用契約を結んでいました。この「年季」は、彼らが働く期間を意味しており、契約が終了すると再度契約を更新するか、新たな雇い主と契約を結んで働くことが一般的でした。

年季が入る 」という表現は、このような奉公人や職人の働く年数や経験を重ねた期間を指す言葉から派生しました。年季が長ければ長いほど、技術や知識が豊富になり、熟練した職人や奉公人として評価されることが一般的でした。

現代では、「 年季が入る 」という表現は、特定の分野や仕事において長い年月や経験が積み重なっていることを意味し、 その分野に精通していることや熟練した技術を持っていること を示す言葉として使われています。

ことわざ「年季が入る」に似た英語表現は?

年季が入る 」に近い英語表現は ” seasoned ” や ” experienced ” です。これらの表現は、長い年月や経験を経て、特定の分野や仕事において熟練した技術や知識を持っていることを意味します。

英語の例文1:
He is a seasoned professional with over 20 years of experience in the industry.
日本語訳:
彼は業界で20年以上の 年季が入った プロフェッショナルです。

英語の例文2:
With her years of experience, she is a highly experienced and skilled surgeon.
日本語訳:
彼女は長年の経験を持ち、 年季が入った 非常に熟練した外科医です。

英語の例文3:
As a seasoned journalist, he knows how to ask the right questions during an interview.
日本語訳:
年季が入った ジャーナリストとして、彼はインタビュー中に適切な質問をする方法を知っています。

このように、” seasoned ” や ” experienced ” という英語表現は、「 年季が入る 」という言葉に近い意味を持ち、長い年月や経験を経て熟練した技術や知識を持っていることを示しています。

分かりやすい例文

例文1
彼は 年季が入った 職人で、その技術は抜群だ。

例文2
年季が入った 先生の指導のおかげで、彼女のピアノの腕前はめざましい進歩を遂げた。

例文3
彼は 年季が入った 研究者であり、その分野においては第一人者だ。

例文4
年季が入った 料理人だけが作れる、絶品の味を楽しんだ。

例文5
年季が入った 役者として、彼はさまざまな役を見事に演じることができる。

年季が入るを使った会話の例文

● 最近、新しいカメラを買ったんだけど、写真がなかなか上手く撮れなくてさ。
◎ そうなんだ。でも心配しなくても、写真の腕は 年季が入る ものだから、練習すればするほど上達するよ。
● 本当に?でも、プロのカメラマンみたいにはなかなかなれないよね。
◎ まあ、プロのカメラマンは本当に 年季が入っている からね。でも、続ければ続けるほど、自然と上手くなるものだよ。
● そうだね。じゃあ、もっと練習して、 年季が入る ように頑張ろう。
◎ いい考えだね。何事も経験や練習が大事だから、コツコツ続けることが大切だよ。応援してるよ!