【四字熟語】茫然自失(ぼうぜんじしつ)の意味・例文
意味 | 気が抜けてぼんやりしてしまうこと。呆然自失とも書く。 |
例文 | ずっと片思いだった先輩が結婚すると聞かされ、 茫然自失 としてしまった。 |
類義語 | あっけにとられる、言葉を失う、衝撃を受ける、気抜けする、呆然自失、心ここにあらず |
反対語 | 泰然自若、冷静沈着、平穏無事、動じない、あっけらかん |
レベル | ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
茫然自失:わかりやすい使い方
【茫然自失】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。
茫然自失の類義語と反対語
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に学習しよう。
類語 ⇒ あっけに取られる、言葉を失う、衝撃を受ける、気抜けする、茫然自失、心ここにあらず
意味 ⇒ 気が抜けてぼんやりしてしまうこと。呆然自失とも書く。
反対語や対義語:反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 泰然自若、冷静沈着、平穏無事、動じない、あっけらかん
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茫然自失とは?意味と由来・語源
「 茫然自失 」(ぼうぜんじしつ)は、中国の古典文学に由来する四字熟語で、 自分が何をすべきか分からないほど混乱したり、ぼんやりとして何も考えられない状態 を表現します。
各字の意味を見てみましょう。茫然とは広大な意味があり、また、自失は自分を見失うという意味があります。したがって、「 茫然自失 」は文字通りに解釈すると、「広大な混乱の中で自分を見失う」という意味になります。
この表現は、困惑、混乱、驚きなど、自分が何をすべきか分からないほどの状態を描写する際に使用されます。
四字熟語「茫然自失」に似た英語表現は?
「 茫然自失 」の英語表現としては ” at a loss ” や ” bewildered ” があります。
” At a loss “: これは「どうすべきか分からない」という意味で、「茫然自失」の状態をよく表現しています。
” Bewildered “: これは「当惑した」、「混乱した」という意味で、困惑や混乱の状態を表現します。
英語の例文1:
After hearing the news, he was at a loss for words.
日本語訳:
そのニュースを聞いた後、彼は言葉を失った( 茫然自失 になった)。
英語の例文2:
She looked bewildered by the complexity of the task.
日本語訳:
彼女はその仕事の複雑さに茫然自失の様子だった。
これらの表現は、混乱や困惑の状態、特に自分が何をすべきか分からないほどの状況を描写するために使用されます。
分かりやすい例文
例文1
突然の解雇通知に彼は 茫然自失 となった。
例文2
試験の問題を見て、彼女は 茫然自失 になった。
例文3
予想外の結果に彼は 茫然自失 となり、何も言えなかった。
例文4
そのニュースを聞いた彼女は 茫然自失 になり、何を言っていいのか分からなかった。
例文5
車が故障してしまい、道端で 茫然自失 となった。
茫然自失を使った会話の例文
● どうしたの?顔色が悪いよ。
◎ うん、ちょっと驚いて…。さっき、プロジェクトが急に中止になったんだ。
● えっ、それは大変だね。それで?
◎ 今、次に何をすべきか全くわからなくて、 茫然自失 の状態なんだ。
● それは大変だね。でも、混乱している今は少し落ち着く時間が必要かもしれないよ。