色眼鏡

【ことわざ・慣用句】色眼鏡(いろめがね)の意味・例文

意味 偏見や先入観を持って物事を見ること。
例文 見た目で相手を判断してはいけないとは言うが、つい 色眼鏡 で見てしまう。
類義語 偏見、先入観、バイアスがかかる、思い込み、レッテルを貼る、固定概念、凝り固まる
反対語 公平な、客観的な、偏りのない、フェアな、中立の、公明正大
レベル ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて学習効率がいいですよ。

色眼鏡:わかりやすい使い方

いろめがね:例文1
僕のクラスで不良と言われている子がいるけど、彼がこの前街でおばあさんを助けているのを見たケロ。
色眼鏡とは:意味2
へー、人は見かけによらないケロね。
いろめがね:例文2
色眼鏡 で見ていたことを反省ケロ。
色眼鏡とは:意味3
知らない一面を見れて良かったケロね♪

色眼鏡】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。


色眼鏡の類義語と反対語

類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に学習しよう。
類語 ⇒ 偏見、先入観、バイアスがかかる、思い込み、レッテルを貼る、固定概念、凝り固まる
意味 ⇒ 偏見や先入観を持って物事を見ること。

反対語や対義語:反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 公平な、客観的な、偏りのない、フェアな、中立の、公明正大

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色眼鏡とは?意味と由来・語源

色眼鏡 」とは、 特定の先入観や偏見を持って物事を見ること を指す日本語の言葉です。この言葉の由来と語源は、色のついた眼鏡を通して見ることで、物事がその色に染まって見える様子にちなんでいます。

色眼鏡 によって、通常は白黒や他の色で見えるものが、特定の色に染まって見えます。これによって、物事が実際の状況とは異なる見え方をすることになります。この言葉は、物事を客観的に見ることができず、特定の偏見や先入観によって判断が歪んでしまう様子を表しています。

色眼鏡 」は、江戸時代に成立した言葉であり、それ以前の古典文学や史料には見られません。江戸時代の社会や文化の中で、人々の心情や思考がより複雑化し、偏見や先入観を持って物事を見る様子が一般的になったことが、「 色眼鏡 」という言葉が生まれた背景と考えられます。

現代の日本語では、「 色眼鏡 」は、偏見や先入観を持って物事を見る様子を表す言葉として一般的に使われています。

ことわざ「色眼鏡」に似た英語表現は?

色眼鏡 」に近い英語表現は ” to see through colored glasses ” や ” to look through a biased lens ” があります。これらの表現は、偏見や先入観を持って物事を見る様子を意味します。

英語の例文1:
He always sees things through colored glasses, so it’s hard to have a rational discussion with him.
日本語訳:
彼はいつも 色眼鏡 で物事を見るので、彼と理性的な議論をするのは難しい。

英語の例文2:
Don’t look at the situation through a biased lens; try to see it objectively.
日本語訳:
状況を 色眼鏡 で見ないで、客観的に見るように努めてください。

英語の例文3:
Looking through a biased lens can lead to misunderstandings and conflict.
日本語訳:
色眼鏡 で見ると、誤解や対立につながることがあります。

これらの例文では、” to see through colored glasses ” や ” to look through a biased lens ” といった表現が、偏見や先入観を持って物事を見る様子を表す言葉として使われています。これらの表現は、日本語の「 色眼鏡 」と同様に、人の思考や判断に関する特徴を表しています。

分かりやすい例文

例文1
彼はいつも 色眼鏡 で他人を評価してしまうので、フェアな意見が聞けない。

例文2
彼女は自分の子どもに対して 色眼鏡 をかけているので、他の子どもたちと比べて甘やかしている。

例文3
色眼鏡 で見ないで、彼のアイデアにもっとオープンになってみよう。

例文4
彼女は他人の恋愛に対して 色眼鏡 で見てしまうことが多く、友達にアドバイスを求められることは少ない。

例文5
色眼鏡 で見るのではなく、自分の偏見を取り除いて、公平な判断をしよう。

これらの例文では、「 色眼鏡 」の言葉が、偏見や先入観を持って物事を見る様子を表しています。この言葉を使って、他人や状況に対する考え方や態度を説明することができます。

色眼鏡を使った会話の例文

● 最近、部下の山田君が成績が悪いみたいだね。
◎ そうだけど、彼の努力はちゃんと認めてあげた方がいいよ。 色眼鏡 で見るのではなく、彼の頑張りも評価しよう。

● その新しい映画、評判が悪いらしいけど、見に行く?
◎ もちろん!評判に左右されず、自分の目で確かめたい。 色眼鏡 で見ずに楽しもう。

● 彼女が新しい彼氏と付き合ってるんだって。どう思う?
◎ うーん、 色眼鏡 で見るのはやめて、彼女が幸せそうならそれでいいんじゃない?

● 最近、新入社員に対してちょっと厳しすぎるんじゃない?
◎ そうかな?でも、 色眼鏡 で見ているわけじゃないよ。彼らが成長するためには、厳しく指導することも必要だと思うんだ。

● あのチームのプロジェクト、失敗したみたいだけど、どう対応すればいいと思う?
色眼鏡 をかけずに、彼らがどんな努力をしたのか、どこが問題だったのかを冷静に分析しよう。そうすれば、次のプロジェクトで改善できるはずだよ。