【ことわざ・慣用句】三枚目(さんまいめ)の意味・例文
意味 | いつも道化役に回る人のこと。 |
例文 | 彼はとてもチャーミングな性格で 三枚目 俳優として世間に浸透している。 |
類義語 | 引き立て役、脇役、端役、道化役 |
反対語 | 二枚目、主役 |
レベル | ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて学習効率がいいですよ。
三枚目:わかりやすい使い方
【三枚目】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。
三枚目の類義語と反対語
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に学習しよう。
類語 ⇒ 引き立て役、脇役、端役、道化役
意味 ⇒ いつも道化役に回る人のこと。
反対語や対義語:反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 二枚目、主役
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三枚目とは?意味と由来・語源
「 三枚目 」という表現は、元々落語や歌舞伎などの日本の伝統的な舞台芸術に由来しています。これらの舞台では、登場人物のタイプが役割ごとに大まかに区分けされ、それぞれの役割に応じて「一枚目」「二枚目」「三枚目」と名付けられていました。
「一枚目」は主役級で、堂々とした役割を演じる人物を指し、「二枚目」は色男や美女などの恋愛要素を担当する人物を指します。
一方、「三枚目」はコミカルな役割を果たすキャラクターを指します。この役割の人物は、しばしば滑稽な行動をとったり、笑いを取るための要素を提供したりします。そこから、現代の日本語では、「三枚目」は コミカルで、少し間抜けな人を指す表現 として使われるようになりました。そのため、その語源や由来はこのような文化的背景から派生しています。
ことわざ・慣用句「三枚目」に似た英語表現は?
「 三枚目 」に近い英語表現は “comic relief” や “class clown” があります。
Comic relief は、シリアスな状況やシーンにユーモラスな要素を加えることで、観客の緊張を和らげる役割を果たすキャラクターを指します。
Class clown は、特に学校のクラスなどの環境で、他の人々を楽しませるために滑稽な行動をとる人を指します。一般的には、ちょっと間抜けで、しかしユーモラスで親しみやすい性格の人物を指すことが多いです。
英語の例文1:
He always plays the role of comic relief in the movies.
日本語訳:
彼は常に映画でコミックリリーフの役割を演じている。
英語の例文2:
In high school, he was known as the class clown.
日本語訳:
高校時代、彼はクラスの 三枚目 として知られていた。
分かりやすい例文
例文1
彼はいつもパーティーで 三枚目 を務めて、場を和ませてくれる。
例文2
高校時代、彼はクラスの 三枚目 で、みんなを笑わせていた。
例文3
この映画では、彼は 三枚目 の役柄を演じ、観客に笑いを提供した。
例文4
彼女はいつも 三枚目 の役割を担当し、チームを明るくしてくれる。
例文5
このドラマでは彼が 三枚目 のキャラクターで、シリアスなシーンを和らげている。
三枚目を使った会話の例文
● あの新入社員、いつも楽しい雰囲気を作ってくれていいよね。
◎ 本当だね。ちょっと 三枚目 だけど、彼のおかげで会社が明るくなる。
● 昨晩のパーティー、楽しかったね。
◎ うん、特に田中くんが 三枚目 を務めてくれて、みんなを笑わせてくれたからね。
● 高校時代の友人と再会したんだ。彼、まだ 三枚目 だったよ。
◎ あはは、変わらないんだね。でもそれが彼の魅力だよね。
● このドラマ、主人公が真面目すぎて重たい雰囲気になりそうだけど、さすがに 三枚目 のキャラクターがいてバランス取ってるね。
◎ うん、その 三枚目 のキャラクターがいないと、このドラマはちょっと暗すぎるかもしれないね。