大黒柱

【ことわざ・慣用句】大黒柱(だいこくばしら)の意味・例文

意味 一家や団体の中心となる人のこと。
例文 一家の 大黒柱 である父が亡くなってから、母は女手一つで私たち姉妹を育ててくれた。
類義語 中心人物、かなめ、主軸
反対語 対義語は該当なし
レベル ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて学習効率がいいですよ。

大黒柱:わかりやすい使い方

だいこくばしら:例文1
一家の 大黒柱 のパパにはいつも感謝が尽きないケロ。
大黒柱とは:意味2
なんて嬉しいことを言ってっくれるケロか~。
だいこくばしら:例文2
尊敬しているケロ。だから…来月のお小遣いをちょっと多めにもらえると嬉しいケロ。
大黒柱とは:意味3
それが目的ケロね!!

大黒柱】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。


大黒柱の類義語と反対語

類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に学習しよう。
類語 ⇒ 中心人物、かなめ、主軸
意味 ⇒ 一家や団体の中心となる人のこと。

反対語や対義語:反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 対義語は該当なし

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大黒柱とは?意味と由来・語源

大黒柱 」という言葉は、 家庭の主たる存在や経済的な支えとなる人 を指す日本の表現です。元々は建築用語で、家屋の中でも最も重要な役割を果たす柱を指していました。

建築において「大黒柱」とは、文字通り家の重要な部分を支える大きな柱のことを指します。これは、家の構造を支え、家が倒れるのを防ぐ重要な役割を果たします。

この表現は、そこから転じて、家庭を経済的に支える人々、特に一家の主である人々を指すようになりました。これは、その人が家庭を支え、家庭が経済的に倒れるのを防ぐ重要な役割を果たすことに由来します。

なお、「大黒」という言葉自体は、福の神として知られる七福神の一人で、商売繁盛や五穀豊穣を司る神である大黒天を指すことがあります。これが「 大黒柱 」の語源と直接関係しているかどうかは定かではありませんが、大黒天が豊かさや繁栄を象徴する神であることから、家庭を支える重要な存在を「 大黒柱 」と呼ぶという表現が生まれた可能性もあります。

ことわざ・慣用句「大黒柱」に似た英語表現は?

大黒柱 」に近い英語表現としては ” breadwinner ” がよく用いられます。この語は、家庭の主な収入源となる人物を指すもので、「 大黒柱 」が家庭を支えるという意味合いと合致します。
また、” pillar of the family ” も家族を支える重要な存在、つまり「大黒柱」を指す表現として使われます。

英語の例文1:
Since my father lost his job, my mother has become the breadwinner of the family.
日本語訳:
父が仕事を失ってから、母が家族の 大黒柱 となった。

英語の例文2:
After his father’s death, he became the pillar of the family.
日本語訳:
父の死後、彼は家族の 大黒柱 となった。

分かりやすい例文

例文1
父は家族の 大黒柱 として、いつも一生懸命働いている。

例文2
彼は家族の 大黒柱 を失った後、自分がその役割を引き継ぐことになった。

例文3
会社の 大黒柱 である彼が退職すると、皆が心配していた。

例文4
彼女は夫を早くに亡くし、自身が家族の 大黒柱 となった。

例文5
彼女はシングルマザーとして、家族の 大黒柱 であり続けてきた。

以上のように、「 大黒柱 」は家族や組織を支える重要な存在を表す表現として用いられます。

大黒柱を使った会話の例文

● 最近、仕事が大変そうだね。毎日遅くまで働いているみたいだけど、大丈夫?
◎ うん、ちょっと大変だけど、家族の 大黒柱 として頑張らないとね。
● そうだね、頼りにされているんだものね。でも、体調には気をつけて。

● あのチームの 大黒柱 、山田選手が怪我で離脱するって聞いた?
◎ え、マジで?それは大きな痛手だね。彼なしでは試合が難しいだろう。
● そうだよね。早く回復してほしいね。

大黒柱 」は、家庭や組織、チームなどを支える主要な存在、特に経済的な支えとなる人を指す言葉として使われます。