【ことわざ・慣用句】一目置く(いちもくおく)の意味・例文
意味 | 相手を自分より優れてると認めて敬意を払うこと。 |
例文 | 彼の行動力はずば抜けていて、みんな彼には 一目置いて いる。 |
類義語 | 敬意を払う、敬意を表する、畏敬の念をいだく(いけいのねん)、敬服する、一目も二目も置く |
反対語 | 軽蔑する、下に見る、軽く見る |
レベル | ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
一目置く とは:わかりやすい使い方の例
【一目置く】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 敬意を払う、敬意を表する、畏敬の念をいだく(いけいのねん)、敬服する、一目も二目も置く
意味 ⇒ 相手を自分より優れてると認めて敬意を払うこと。
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一目置くとは?意味と由来・語源
「 一目置く 」という言葉は、 他人を尊敬し、認める意味 で使われます。この言葉の由来や語源は、古代中国の故事に由来します。
古代中国の戦国時代に、斉の昭公(せいのしょうこう)が魯の国に亡命していました。後に昭公は、魯の国で亡命していた間に得た知識や経験を生かして、自らの国である斉に戻り、その国を治めることに成功しました。昭公は、その後も魯の国に対して感謝の念を持ち続け、国境を設定する際に魯の国に一里(約500メートル)の土地を譲ることを決定しました。このようにして、斉の国は魯の国に対して土地を一里分譲ることにより、その国に敬意を表しました。
この故事から、人に敬意を払い、その人の上位に立つことを認めるという意味で「 一目置く 」という言葉が生まれました。今日では、その人の能力や実績を認め、尊敬の意を込めて使われることが一般的です。
ことわざ「一目置く」に似た英語表現は?
「 一目置く 」に近い英語表現は ” to look up to someone ” や ” to hold someone in high regard ” です。これらの表現は、他人を尊敬し、その人の能力や実績を認めることを意味しています。具体的には以下のような意味になります。
to look up to someone : 誰かを尊敬する、誰かを見上げる
to hold someone in high regard : 誰かを高く評価する、誰かを尊敬する
これらの表現は、他人の能力や実績を認め、尊敬の意を込めて使われることが一般的です。
分かりやすい例文
例文1
彼女の語学力は素晴らしく、皆から 一目置かれて いる。
例文2
彼はその業界で 一目置かれる 存在だ。
例文3
この分野の専門家たちは彼の研究に 一目置いて いる。
例文4
彼女はビジネス界で大成功を収め、多くの人が彼女に 一目置いて いる。
例文5
社内でも彼のリーダーシップは 一目置かれて いる。
一目置くを使った会話の例文
● 最近、新入社員の山田くん、すごく仕事ができるみたいだね。
◎ そうだね。彼はまだ入社して間もないのに、すでに上司たちから 一目置かれて いるみたいだよ。
● 本当にすごいよね。私も彼のようになりたいな。
◎ 一緒に頑張って、彼に追いついて 一目置かれる 存在になろう!