蛙の子は蛙

【ことわざ・慣用句】蛙の子は蛙(かえるのこはかえる)の意味・例文

意味 子供の性格や能力は親に似るものだ。
例文 スポーツ選手〇〇さんの子供は野球がうまい。やっぱり 蛙の子は蛙だなあ。
類義語 瓜二つ、血は争えない、血筋は争えない、瓜の蔓に茄子はならぬ、この親にしてこの子あり、狐の子は面白
反対語 鳶が鷹を生む、不肖の息子、筍の親勝り
レベル ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。

YouTube動画で「蛙の子は蛙」を見る

ことわざ【蛙の子は蛙】をYouTube動画で何回も見ると意味や例文を忘れにくくなりますよ♪
※どんどんYouTubeに、ことわざ動画を追加していきますので チャンネル登録 よろしくお願いします。
ケロケロ辞典YouTube

※注:音声はAI(ロボット)のため発音(イントネーション)がおかしい所があります。それも含めて楽しんでことわざ「蛙の子は蛙」を覚えて下さいね♪

蛙の子は蛙 とは:わかりやすい使い方の例

蛙の子は蛙とは:意味1
おお!ケロゆう。最近数学の成績が上がってきたケロ♪
かえるのこはかえる:例文1
ボクは数学得意だケロ♪
蛙の子は蛙とは:意味2
パパも数学得意だったケロ♪
やっぱり 蛙の子は蛙 だケロ。
かえるのこはかえる:例文2
パパのおかげじゃなくてボクの実力だケロー!

蛙の子は蛙】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。


蛙の子は蛙の類義語や反対語は?

類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 瓜二つ、血は争えない、血筋は争えない、瓜の蔓に茄子はならぬ、この親にしてこの子あり、狐の子は面白

反対語や対義語:反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 鳶が鷹を生む、不肖の息子、筍の親勝り

他の四字熟語・ことわざ・慣用句も調べて学習するときは サイト内検索 をご利用ください。

ゲーム感覚でことわざ・慣用句を覚える:クイズ> ⇒ ケロケロ ことわざ・慣用句 クイズ

ことわざの由来・語源は?

蛙の子は蛙」ということわざは、昔の人々が蛙を観察して分かったことが語源となっています。

蛙は卵から生まれて成長し、子供の時はおたまじゃくしで姿かたちが違うけど、大きくなると親とそっくりな蛙になって、また新しい卵を産むという生態を持っています。

そのため、「蛙の子は蛙」ということわざは、蛙が生まれる時点で既に蛙であることから、結局親子は同じものであるという意味が込められています。

このことわざは、人間の世界でも「親子は似る」という意味で用いられるようになりました。

使い方の例文5つ

「あの子は頭がいいから、親もすごいんだろうね」と言われたけど、親は東大卒って言うからやっぱり「 蛙の子は蛙 」だ。

妻の料理がおいしいと思ったら、妻の母親も料理上手だった。やっぱり「 蛙の子は蛙 」だ。

父親がサッカーが得意だけど、子供は運動音痴だ。「 蛙の子は蛙 」とは言えないかもしれないね。

母親が美容に気を使っていて若々しいが、「 蛙の子は蛙 」で娘も同じように美容に興味を持ちネイリストになった。

父親が音楽家だったからといって、必ずしも子供が音楽家になるわけではありません。「 蛙の子は蛙 」とは限らないのです。

英語で似た意味の表現

蛙の子は蛙 」に似た英語表現は、 A chip off the old block. です。この表現は、 親と子供が似た性格、能力、特徴を持っている ことを表現します。

A chip off the old block. の意味は、「古いブロックから削り出した小片は、元のブロックと同じ素材から作られているように、親と子供が同じ質を持っている」ということです。

また「 Like father, like son. 」または「 The apple doesn’t fall far from the tree. 」という表現もあります。

前者は「 父親に似た息子が生まれる 」という意味で、後者は「 親の性格や習慣は、子供にも受け継がれる 」という意味を持ちます。

どちらの表現も、日本語の「 蛙の子は蛙 」と同様に、 親と子供の関係において類似点があることを表現 しています。

蛙の子は蛙の物語

昔々、ある森の中に、一匹の蛙が住んでいました。彼は周りの木々や動物たちと仲良く暮らしていましたが、彼には一つ悩みがありました。それは、彼がどうしても自分が蛙だということを受け入れられないことでした。

ある日、蛙は自分が鳥や猿のように羽を持ったり、長い尾を持っていたらどんなに素晴らしいだろうと考えました。彼は一人で悩んでいましたが、ある日、蛙の子供が生まれました。蛙の子供は、父親にそっくりな蛙でした。

蛙は子供を見て「 蛙の子は蛙 」と言いました。その瞬間、蛙は自分の過ちに気付きました。彼が蛙であることを受け入れることが大切だと理解したのです。

蛙は子供に優しく、自分がどのように生まれてきたか、彼が蛙であることを受け入れることが重要だと話しました。蛙の子供は父親の言葉を理解し、彼自身が蛙であることを受け入れました。

蛙の子供は、父親に似て成長し、一緒に暮らす森の仲間たちと楽しい毎日を過ごしました。彼は、自分が蛙であることを誇りに思い、父親の言葉を忘れることはありませんでした。