猫にまたたび

【ことわざ・慣用句】猫にまたたび(ねこにまたたび)の意味・例文

意味 非常に好きなもののたとえ。
例文 猫にまたたび というように、私の娘はお気に入りのぬいぐるみを朝から晩まで離さない。
類義語 お女郎に小判、大好物、非常に効き目がある、泣く子に乳房、効果絶大
レベル ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。

猫にまたたび:わかりやすい使い方

猫にまたたび:意味1
ケロゆうは赤ちゃんの頃ボールが大好きで、まさに 猫にまたたび だったケロ。
ねこにまたたび:例文1
今でもボールは大好きケロ!
猫にまたたび:意味2
まさかサッカーをするとは思っていなかったケロ。 雀百まで踊り忘れず ケロね。ちなみにパパも小さいころサッカーやってたケロよ。
ねこにまたたび:例文2
蛙の子は蛙ケロ 。親子は似るケロね♪

猫にまたたび】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。

類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ お女郎に小判、大好物、非常に効き目がある、泣く子に乳房、効果絶大
意味 ⇒ 非常に好きなもののたとえ。

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猫にまたたびとは?意味と由来・語源

猫にまたたび 」という言葉は、日本のことわざで、 「好きなものには目がない」「誘惑に弱い」といった意味 が込められています。この表現は、猫がまたたび(別名:マタタビ、学名:Actinidia polygama)と呼ばれる植物に対して興奮し、魅了される様子に由来しています。

またたびは、日本をはじめとする東アジアの山地に自生するつる性の落葉低木で、その葉や茎には猫を引き付ける成分が含まれています。猫はまたたびの匂いに強く惹かれ、その香りを嗅ぐと興奮したり、愛おしそうに擦り寄ったりすることがよくあります。

このことから、「 猫にまたたび 」という言葉が生まれ、猫がまたたびに夢中になる様子を、人が自分の好きなものや誘惑に弱い様子に例えて使われるようになりました。この言葉は、古くから日本の言い伝えや諺に登場し、現代でも広く使われています。

ことわざ「猫にまたたび」に似た英語表現は?

猫にまたたび 」に近い英語表現は ” like a moth to a flame ” です。この表現は、「蛾が炎に引き寄せられるように」という意味で、誘惑に弱い様子や、好きなものに対して我慢できない様子を表しています。

英語の例文1:
Whenever he sees chocolate, he can’t help but eat it. He’s like a moth to a flame.
日本語訳:
彼はチョコレートを見ると、食べずにはいられない。まるで 猫にまたたび のようだ。

この英語の表現も、「 猫にまたたび 」と同様に、人が誘惑に弱い様子や、好きなものに対して我慢できない様子を示す言葉として使われます。このような言い回しは、人間の欲望や弱さを表現する際に引用されることがあります。

分かりやすい例文

例文1
彼はスイーツに目がなくて、ケーキ屋さんを見ると 猫にまたたび のように入っていってしまう。

例文2
彼女はセールに弱く、バーゲンがあると 猫にまたたび のように買い物に出かけてしまう。

例文3
あの子はアイドルに夢中で、ライブがあると 猫にまたたび のごとく足が向いてしまうんだ。

例文4
彼はギャンブルに熱中していて、競馬場に行くと 猫にまたたび のように馬券を買ってしまう。

例文5
彼は漫画が大好きで、新刊が出ると 猫にまたたび のように本屋に駆け込んでしまう。

猫にまたたびを使った会話の例文

● 最近、田中さんはダイエットをしているんだってね。
◎ え、田中さんがダイエット?彼、甘いものに目がないじゃない。
● そうなんだよ。でも、本気でやっているみたいだよ。
◎ でも、ケーキ屋さんが目の前にあったら、 猫にまたたび のように入ってしまいそうだね。
● 確かにそうだね。でも、彼も努力しているんだから、応援しようよ。
◎ うん、そうだね。頑張れ、田中さん!