【ことわざ・慣用句】猫をかぶる(ねこをかぶる)の意味・例文
意味 | 本性を隠しておとなしそうに見せかけること。 |
例文 | 荒々しい性格の彼だが、好きな女の子の前では 猫をかぶって いる。 |
類義語 | 本性を隠す、いい子ぶる、猫かぶりする、ぶりっ子する、可愛い子ぶる、腹黒い、演技をする |
レベル | ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
猫をかぶる とは:わかりやすい使い方の例
【猫をかぶる】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 本性を隠す、いい子ぶる、猫かぶりする、ぶりっ子する、可愛い子ぶる、腹黒い、演技をする
意味 ⇒ 本性を隠しておとなしそうに見せかけること。
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猫をかぶるとは?意味と由来・語源
「 猫をかぶる 」という言葉は、 普段は強気な態度をとっている人が、意図的におとなしい、温和な態度を見せること を表しています。この言葉の語源は、江戸時代にさかのぼります。
江戸時代の日本では、猫は人懐っこくておとなしい性格であるとされていました。そのため、当時の人々は、猫の皮をかぶることで自分の本性を隠し、おとなしい態度をとることを「 猫をかぶる 」と表現していたと考えられます。
この表現は、人の性格や態度に関する言葉として今も使われており、特に 自分の利益のために本来の性格を隠していること を意味することが多いです。
ことわざ「猫をかぶる」に似た英語表現は?
「 猫をかぶる 」の英語表現は ” to put on a false front ” または ” to play innocent ” です。これらの表現は、普段の態度や性格とは異なる、おとなしい、温和な態度を見せること、または自分の本当の意図や本性を隠して無邪気なふりをすることを意味しています。
分かりやすい例文
例文1
彼は上司の前ではいつも 猫をかぶって 、おとなしく振る舞っている。
例文2
彼女は 猫をかぶって 無邪気なふりをしているが、実際はとても賢い。
例文3
猫をかぶった 態度で誤魔化そうとするが、彼の本性は皆に知れ渡っている。
例文4
彼は 猫をかぶって いるが、その内面はかなり野心的だ。
例文5
彼は普段は 猫をかぶって いるが、一度競争相手が現れると本気を出す。
猫をかぶるを使った会話の例文
● どうして吉田さんはいつも上司の前ではおとなしいの?
◎ 吉田さんは 猫をかぶっている んだよ。上司の前ではいい子ぶっているけど、実際はかなり強気な性格なんだ。
● へえ、そうなんだ。じゃあ、彼の本当の性格はどんな感じ?
◎ 本当は彼は自分の意見をはっきり言うタイプで、リーダーシップを取るのが得意なんだ。だけど、上司には 猫をかぶって 従順に見せかけているんだ。
● なるほど、彼もいろいろと大変だね。