【ことわざ・慣用句】小田原評定(おだわらひょうじょう)の意味・例文
意味 | 相談が長引くだけで、いつまで経っても結論や解決に至らないこと。 |
例文 | 2時間近く会議をしていたが全く方向性が決まらず、小田原評定 に終わった。 |
類義語 | 押し問答、水掛け論、平行線、話がまとまらない、結論が出ない、堂々巡り、折り合わない |
レベル | ★★★☆☆ 小学生:上級 (中学生:中級、高校生:初級) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
小田原評定:わかりやすい使い方
【小田原評定】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 押し問答、水掛け論、平行線、話がまとまらない、結論が出ない、堂々巡り、折り合わない
意味 ⇒ 相談が長引くだけで、いつまで経っても結論や解決に至らないこと。
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小田原評定とは?意味と由来・語源
「 小田原評定 」とは、 戦国時代に存在した日本の軍事評議会 のことを指します。この言葉の由来は、後北条氏が拠点としていた相模国小田原(現在の神奈川県小田原市)に関連しています。後北条氏は、関東地方を支配していた戦国大名で、小田原城を本拠地としていました。
「評定」は、評議会や会議を意味する言葉で、後北条氏が家臣団と協議を行い、政策や戦略を決定していた場を指します。小田原評定は、後北条氏の家臣団が集まり、政治や軍事に関する重要な事項を議論し、決定を行っていたことから、この名前が付けられました。
「 小田原評定 」は、その後、 軍事評議会や会議を指す一般的な言葉 として使われるようになりました。
ことわざ「小田原評定」に似た英語表現は?
「 小田原評定 」に近い英語表現は ” military council ” や ” war council ” が適切です。これらの表現は、軍事に関する事項や戦略を決定するために開かれる評議会や会議を意味します。
英語の例文1:
The military council met to discuss their next course of action in the ongoing war.
日本語訳:
継続中の戦争での次の行動計画を話し合うために、 軍事評議会 が開かれた。
英語の例文2:
Decisions on important matters were made during the war council attended by the top generals.
日本語訳:
重要な事項に関する決定は、最高指揮官たちが出席する 戦争評議会 で行われました。
このように、英語では「 小田原評定 」に類似した表現として、”military council” や “war council” が使われます。ただし、日本の戦国時代や後北条氏に特定された表現ではないため、文脈によっては説明が必要になることがあります。
分かりやすい例文
例文1
小田原評定 では、戦国時代の大名たちが戦略や政策について話し合っていた。
例文2
小田原評定 に出席するため、各地の大名が小田原城に集まった。
例文3
小田原評定 は、諸大名が力を合わせて天下統一を目指すための重要な場であった。
例文4
小田原評定 では、大名たちが軍事や経済に関する情報を共有し、協力体制を築いていた。
例文5
小田原評定 で合意されたことは、後北条氏の支配地域における法律や規則に反映されたことが多かった。
小田原評定を使った会話の例文
● 昨日、あの戦国時代のドラマを見たんだけど、 小田原評定 っていう場面があったよ。
◎ ああ、それって後北条氏が主催する会議で、諸大名が政策や戦略について話し合ったんだよね。
● そうそう、その通り。 小田原評定 は、当時の大名たちが力を合わせて天下統一を目指すための重要な場だったんだって。
◎ なるほど。戦国時代は大名たちが互いに競い合っていたから、こういった会議があったんだね。面白いね。