【ことわざ・慣用句】仏の顔も三度(ほとけのかおもさんど)の意味・例文
意味 | どれだけ温厚な人でも何度も無礼なことをされると怒るという意味。 |
例文 | また君は遅刻か! 仏の顔も三度 だよ!次遅れてきたら許さないからね! |
類義語 | 仏の顔も三度まで、堪忍袋の緒が切れる、我慢の限界を超える、腹に据えかねる、業を煮やす |
レベル | ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
仏の顔も三度 とは:わかりやすい使い方の例
【仏の顔も三度】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 仏の顔も三度まで、堪忍袋の緒が切れる、我慢の限界を超える、腹に据えかねる、業を煮やす
意味 ⇒ どれだけ温厚な人でも何度も無礼なことをされると怒るという意味。
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※ここからはより一般的な「仏の顔は三度まで」 とします。
仏の顔も三度までとは?意味と由来・語源
「 仏の顔も三度まで 」ということわざの由来は、日本の仏教に関連するものです。この言葉は、たとえ仏様であっても、 ある程度の我慢の限界がある という意味を示しています。
語源については諸説ありますが、一つの説では、古代インドの慣習に由来しているとされています。そこでは、三度までのお辞儀をして謝罪すれば、相手は許してくれるという習慣がありました。これが日本に伝わり、仏教文化と結びついて「 仏の顔も三度まで 」という言葉が生まれたとされています。
このことわざは、どんなに寛容な人でも、度重なる失礼や迷惑行為に対して我慢の限界がある意味を示しており、相手の気持ちや立場を考慮し、行動に注意を払うべきだという教えが込められています。
ことわざ「仏の顔も三度まで」に似た英語表現は?
「 仏の顔も三度まで 」に近い英語表現は ” Even a saint has his limits ” です。この表現は、どんなに寛容で善良な人でも、ある程度の我慢の限界があるという意味で、「 仏の顔も三度まで 」と同様のニュアンスを持っています。
分かりやすい例文
例文1
仏の顔も三度まで と言うが、彼の怠け癖に我慢できなくなった。
例文2
いくら親友でも、 仏の顔も三度まで 、これ以上は無理だ。
例文3
彼は助けてもらったけど、 仏の顔も三度まで だと思って、これ以上お願いするのはやめた。
例文4
仏の顔も三度まで だから、彼にはこれが最後のチャンスだ。
例文5
いくら彼が親切な人でも、 仏の顔も三度まで 、いつか怒る時が来るだろう。
仏の顔も三度までを使った会話の例文
● ねえ、また鈴木さんに手伝ってもらおうかな。彼、いつも親切だし。
◎ うーん、確かに鈴木さんは親切だけど、あまり頼りすぎるのも良くないよ。「 仏の顔も三度まで 」と言うし、彼も限界があると思うんだ。
● そうだね。彼にはもう何度も助けてもらったし、今度は自分で何とかしよう。