柳の下のどじょう

【ことわざ・慣用句】柳の下のどじょう(やなぎのしたのどじょう)の意味・例文

意味 一度成功してまた次上手くいくと思っても、いつも上手くいくとは限らないということ。
例文 柳の下のどじょう というように、そう何度も彼が同じ手に引っかかるとは思えない。
類義語 柳の下の二匹目のどじょうを狙う、二匹目のどじょう、味を占める、過去の栄光にとらわれる
レベル ★★★☆☆ 小学生:上級 (中学生:中級、高校生:初級)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。

柳の下のどじょう とは:わかりやすい使い方の例

柳の下のどじょうとは:意味1
ケロゆう、どうして下を向いて歩いているケロ?
やなぎのしたのどじょう:例文1
この間、千円札を拾ったケロ。警察に届けたらほめられてうれしかったケロ。だから下を向いて歩いていたら、また拾うかもしれないケロ♪
柳の下のどじょうとは:意味2
柳の下のどじょう ケロ。そんな何度も拾うわけ…。
やなぎのしたのどじょう:例文2
あ!500円玉ケロ♪
柳の下のどじょう:意味3
ウソー!?ケロ。

柳の下のどじょう】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。

類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 柳の下の二匹目のどじょうを狙う、二匹目のどじょう、味を占める、過去の栄光にとらわれる
意味 ⇒ 一度成功してまた次上手くいくと思っても、いつも上手くいくとは限らないということ。

他の四字熟語・ことわざ・慣用句も調べて学習するときは サイト内検索 をご利用ください。

ゲーム感覚でことわざ・慣用句を覚える:クイズ> ⇒ ケロケロ ことわざ・慣用句 クイズ

柳の下のどじょうとは?意味と由来・語源

柳の下のどじょう 」という言葉は、日本のことわざであり、文字通りの意味は「柳の木の下にいる鰌(どじょう)」です。このことわざは、「 一度うまくいったからといって、いつもうまくいくとは限らない 」という意味を持っています。

この言葉の由来は、昔話や民話にもとづいています。ある時、ある漁師が川で柳の木の下でどじょうをたくさん捕まえることができました。それから、その漁師は毎日柳の木の下でどじょうを捕まえようとしましたが、次第にどじょうが少なくなってしまい、ついには全く捕まえられなくなりました。

この話が広まり、「 柳の下のどじょう 」という言葉が生まれました。それは、一度成功したことが必ずしも次にも成功するとは限らないという教訓を伝えるための言葉です。

このことわざは、 過去の成功に過度に頼らず、新しい方法や努力を続けることの大切さ を示しています。常に柔軟な発想と努力が必要であることを教えてくれる言葉です。

ことわざ「柳の下のどじょう」に似た英語表現は?

柳の下のどじょう 」に近い英語の表現は ” Lightning never strikes the same place twice. ” ということわざです。これは「稲妻は二度と同じ場所には落ちない」という意味で、一度うまくいったことが、次にもうまくいくとは限らないという考えを表しています。

英語の例文1:
Even though I won the lottery last year, I don’t expect to win again this year. After all, lightning never strikes the same place twice.
日本語訳:
去年宝くじに当たったけど、今年も当たるとは思わない。だって、稲妻は二度と同じ場所には落ちないからね。

この例文は、過去に宝くじに当たった人が、その経験を基にして今年も当たると期待しないことを示しています。これは「 柳の下のどじょう 」の教えと同様、過去の成功が必ずしも将来の成功を保証しないということを示唆しています。

分かりやすい例文

例文1
彼女は先月のプレゼンで絶賛されたけれど、 柳の下のどじょう だから今回も同様に準備を怠ってはいけない。

例文2
彼が以前そのレストランで美味しい料理を食べたからといって、 柳の下のどじょう で次回も同じ料理が美味しいとは限らない。

例文3
前回彼は短期間で仕事を見つけたが、 柳の下のどじょう と考えて今回も簡単に見つかるとは思わないほうがいい。

例文4
一度スポーツ大会で優勝したからといって、 柳の下のどじょう で毎回勝てるとは限らない。

例文5
彼女は以前のパーティーで素敵な出会いがあったが、 柳の下のどじょう で今回もそうだとは限らない。

柳の下のどじょうを使った会話の例文

● 昨日の釣りであのポイントで大物が釣れたから、今日も同じ場所で釣ろうと思うんだ。
◎ そうだね、でも 柳の下のどじょう だから、毎回同じ場所で大物が釣れるとは限らないよ。他のポイントも試してみたら?
● なるほど、そうかもしれないね。確かに、過去の成功が今回も当てはまるとは限らないもんね。
◎ そうだよ。色々な場所や方法を試すことで、新しい発見があるかもしれないし、スキルも上がるよ。
● 分かった、じゃあ今日はいろんなポイントで釣りをしてみることにしよう。ありがとう!

この会話では、「 柳の下のどじょう 」の考え方が過去の成功を繰り返すことに頼らず、新しい方法や場所を試すことの大切さを示しています。過去の成功が必ずしも今回も同じようにうまくいくとは限らないことを説明し、柔軟な発想と努力が大切であることを伝えています。