月夜に提灯

【ことわざ・慣用句】月夜に提灯(つきよにちょうちん)の意味・例文

意味 不要で、役に立たないもの。
例文 料理ができないのに高い調理セットを持っているなんて 月夜に提灯 だと思う。
類義語 猫に小判豚に真珠馬の耳に念仏、意味がない、>蛙の面に水、犬に論語、無意味
反対語 鬼に金棒、弁慶に薙刀、お女郎に小判、非常に効き目がある、泣く子に乳房、効果絶大
レベル ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて学習効率がいいですよ。

月夜に提灯:わかりやすい使い方

つきよにちょうちん:例文1
じゃーん。新作のゲームソフトを手に入れたケロ!
月夜に提灯とは:意味2
ずっと欲しいって言っていたものケロ?ゲームもいいけど勉強もしっかりするケロよ。
つきよにちょうちん:例文2
大丈夫ケロ!ソフトは買ったけどまだ本体を持っていないケロ。
月夜に提灯とは:意味3
月夜に提灯 ケロ!なんで買ったケロ?

月夜に提灯】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。


月夜に提灯の類義語と反対語

類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に学習しよう。
類語 ⇒ 猫に小判豚に真珠馬の耳に念仏、意味がない、>蛙の面に水、犬に論語、無意味
意味 ⇒ 不要で、役に立たないもの。

反対語や対義語:反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 鬼に金棒、弁慶に薙刀、お女郎に小判、非常に効き目がある、泣く子に乳房、効果絶大

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月夜に提灯とは?意味と由来・語源

月夜に提灯 」という言葉は、日本のことわざで、直訳すると「月明かりの夜に提灯を持つ」となります。この言葉の由来と語源は、明るい月夜にわざわざ提灯を持っていくことが無用であるという意味で使われています。つまり、 必要のないことをする、または余計な手間をかけること を表す隠喩です。

このことわざは、江戸時代に成立したとされています。当時、月明かりの夜は道のりがはっきりと見えるため、わざわざ提灯を持って歩く必要はありませんでした。しかし、提灯を持つことで逆に目立ってしまうことから、この表現が使われるようになりました。

また、この言葉の語源に関しては、江戸時代の庶民が用いた言葉が起源とされています。提灯は、当時の日本で広く使われていた照明器具であり、夜道を照らすために使われていました。しかし、月明かりが十分に明るい場合、提灯は不要であり、余計な手間をかけていることを示す象徴としてこの言葉が生まれました。

ことわざ「月夜に提灯」に似た英語表現は?

月夜に提灯 」に近い英語表現は ” Carrying coals to Newcastle “(ニューカッスルに石炭を運ぶ)です。この表現は、必要のないことをする、または無駄な努力をすることを意味します。ニューカッスルはイギリスで石炭産業が盛んな地域であり、石炭を運ぶことが無駄であることから、この表現が使われるようになりました。

英語の例文1:
Bringing a packed lunch to the all-you-can-eat buffet is like carrying coals to Newcastle.
日本語訳:
食べ放題のバイキングにお弁当を持って行くのは、まるで 月夜に提灯 を持つようなものだ

分かりやすい例文

例文1
彼はすでにうまくいっているプロジェクトに余計な手間をかけるので、まるで 月夜に提灯 を持っているようだ。

例文2
そのレストランは食材が豊富で、わざわざ持ち込みをするのは 月夜に提灯 だ。

例文3
先生がすでに説明していることを繰り返すのは、まさに 月夜に提灯 だ。

例文4
あのチームは優秀なメンバーが揃っているのに、新しい人材を雇うのは 月夜に提灯 だ。

例文5
スマートフォンで地図が見れるのに、紙の地図を持ち歩くのはまさに 月夜に提灯 だ。

月夜に提灯を使った会話の例文

● 最近、山田さんが仕事でいつも余計なことをしている気がするんだけど、どう思う?
◎ うーん、確かにそうだね。山田さんはもともと仕事ができる人だけど、最近はまるで 月夜に提灯 を持っているかのように、無駄な手間をかけているよね。
● そうなんだよ。もしかして、彼は自分がもっと必要とされていると感じたいから、そんな風にしているのかな?
◎ それもあるかもしれないね。でも、彼には本来の仕事に集中してほしいところだよ。そうすれば、もっと効率的に仕事が進むと思うんだ。
● 本当にそうだね。ちょっと彼と話して、無駄なことをやめるようにアドバイスしてみるよ。
◎ いい考えだね。適切なアドバイスをすることで、彼も気づいてくれると思うよ。