千里眼

【ことわざ・慣用句】千里眼(せんりがん)の意味・例文

意味 人の心をさぐりあてる能力を持つ人のこと。
例文 僕が考えていることを全て当ててくる母は、きっと 千里眼 を持っているに違いない。
類義語 お見通し、心の目、心眼、透視
反対語 対義語は該当なし
レベル ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて学習効率がいいですよ。

千里眼:わかりやすい使い方

千里眼とは:意味1
ケロゆう!ゲームの前に宿題をやりなさいケロ!
せんりがん:例文1
ぎくっ!い、今からやろうと思っていたケロ。
千里眼とは:意味2
そう言っておけばパパが納得すると思っているケロね?そうはいかないケロ!
せんりがん:例文2
バレてるケロ~!?パパは 千里眼 を持っているケロか!?

千里眼】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。


千里眼の類義語と反対語

類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に学習しよう。
類語 ⇒ お見通し、心の目、心眼、透視
意味 ⇒ 人の心をさぐりあてる能力を持つ人のこと。

反対語や対義語:反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 対義語は該当なし

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千里眼とは?意味と由来・語源

千里眼 」(senrigan)という言葉は、日本の古来の伝説や物語に登場する超能力の一種を指します。文字通りには「千里(遠くの距離)を見る目」を意味し、遠くの景色や出来事を視覚的に捉える能力を指します。

この言葉の語源は、中国の古典的な神話や伝説に由来します。中国では古来、千里眼と耳清(遠くの音を聞く能力)という二つの超能力が知られていました。これらは神仙(不老不死で超自然的な力を持つ存在)や仏教の高僧などが持つとされ、特に「孫悟空」などの物語でよく描かれます。

この言葉は日本にも伝わり、 遠くを見る能力や予知能力を持つ人物を指す表現 として使われるようになりました。また、比喩的には 洞察力が鋭い人や、未来を予知する能力を持つとされる人 を指すこともあります。

なお、千里眼は一般的には超自然的な能力として語られますが、科学的な根拠は存在せず、現実世界での実在が確認されているわけではありません。

ことわざ・慣用句「千里眼」に似た英語表現は?

千里眼 」に近い英語表現は ” clairvoyance ” です。これはフランス語由来の単語で、「明らかな視覚」を意味します。超自然的な現象や能力の一つで、通常は人間が持つことのできない、遠くの物事や未来の出来事を視覚的に知覚する能力を指します。

なお、「予知能力」を指す英語としては ” precognition ” もあります。これは未来の出来事を知覚する能力を指し、特に未来予知の観点から「千里眼」の意味に近いと言えます。

英語の例文1:
He claimed to have clairvoyance and said he could foresee the future events.
日本語訳:
彼は 千里眼 を持っていると主張し、未来の出来事を予知できると言った。

分かりやすい例文

例文1
彼女は 千里眼 のように遠くの出来事を予見する能力を持っていると言われています。

例文2
千里眼 を持つとされるその占い師は、地元では非常に有名です。

例文3
千里眼 のように未来を見通せたら、何をすべきかがすぐにわかるだろう。

例文4
小説の中の主人公は 千里眼 を持つ能力者で、その力を使って人々を助けていました。

例文5
千里眼 をもつとされる彼は、未来予知をビジネスに活用しています。

千里眼を使った会話の例文

● その新しい映画、すごく面白そうだね。
◎ うん、主人公が 千里眼 を持っていて、その能力を使って事件を解決するんだって。
● え、それは面白そう。早く観たいな。

● 君、いつも試験の点数がいいね。何か勉強法があるの?
◎ うーん、特にないけど、予習をしっかりやると、何が出るかなんとなくわかるようになるね。
● まるで 千里眼 でも持っているみたいだね。

千里眼 」は、遠くの物事や未来の出来事を視覚的に知覚する超自然的な能力を指す表現として使われます。また、比喩的には洞察力が鋭い人や、未来を予知する能力を持つとされる人を指すこともあります。