【ことわざ・慣用句】青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)の意味・例文
意味 | 弟子が師匠を超えること。また、人は努力によって天才をも越えられるということ。 |
例文 | 青は藍より出でて藍より青し と言うように、今では娘は母親の私より上手に料理を作ることができる。 |
類義語 | 出藍の誉れ、師匠越え、追い越す、トンビがタカを生む |
レベル | ★★★☆☆ 小学生:上級 (中学生:中級、高校生:初級) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
青は藍より出でて藍より青し:わかりやすい使い方
【青は藍より出でて藍より青し】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 出藍の誉れ、師匠越え、追い越す、トンビがタカを生む
意味 ⇒ 弟子が師匠を超えること。また、人は努力によって天才をも越えられるということ。
他の四字熟語・ことわざ・慣用句も調べて学習するときは サイト内検索 をご利用ください。
<ゲーム感覚でことわざ・慣用句を覚える:クイズ> ⇒ ケロケロ ことわざ・慣用句 クイズ
YouTube動画で「青は藍より出でて藍より青し」を見る
ことわざ【青は藍より出でて藍より青し】をYouTube動画で何回も見ると意味や例文を忘れにくくなりますよ♪
※どんどんYouTubeに、ことわざや四字熟語の動画を追加していきますので チャンネル登録 よろしくお願いします。
⇒ ケロケロ辞典YouTube
※注:一部の音声はAI(ロボット)のため発音(イントネーション)がおかしい所があります。それも含めて楽しんでことわざ「青は藍より出でて藍より青し」を覚えて下さいね♪
青は藍より出でて藍より青しとは?意味と由来・語源
「 青は藍より出でて藍より青し 」という諺は、日本の古典文学『新古今和歌集』の一節から来ています。この諺は、 弟子が師匠を超えるという意味 で使われます。
語源に関しては、「藍」は青色の染料を作るための植物で、その染料で布を染めることで青色になります。このことから、藍(師匠)が青色を生み出すために必要であるものの、いったん青(弟子)が生まれると、それが藍よりも美しく鮮やかになることができるという意味が込められています。
つまり、「 青は藍より出でて藍より青し 」という諺は、弟子が師匠から学び、やがてその師匠を超えることができるという意味で使われることが多いです。
ことわざ「青は藍より出でて藍より青し」に似た英語表現は?
「 青は藍より出でて藍より青し 」に近い英語表現は ” The student surpasses the master ” です。これは、弟子が師匠を超えるという意味で使われます。
英語の例文1:
After years of training under his mentor, the young artist’s work became even more impressive, and it was clear that the student surpasses the master.
日本語訳:
何年もの間、彼の師匠の下で訓練を受けた後、若い芸術家の作品はさらに印象的になり、 青は藍より出でて藍より青し ということが明らかになりました。
分かりやすい例文
例文1
彼は若い頃からその分野の大家に師事していたが、今ではまさに 青は藍より出でて藍より青し と言えるほどの実力者になった。
例文2
娘のピアノの腕前が私たち夫婦を遥かに超え、 青は藍より出でて藍より青し の状態だ。
例文3
彼女の料理の腕前は母親譲りだが、今では 青は藍より出でて藍より青し と言われるほど上達している。
例文4
あの若手研究者は、指導教官を超越する成果を上げ、 青は藍より出でて藍より青し と言われている。
例文5
師匠から受け継いだ彼の職人技は、今では師匠を超えるほどで、 青は藍より出でて藍より青し と言われている。
青は藍より出でて藍より青しを使った会話の例文
● 最近、吉田さんの息子さんが絵画のコンテストで賞を取ったらしいね。
◎ え、本当?吉田さんも昔、画家を目指していたけど、息子さんまでそんなに上手なんだ。
● うん、実は息子さんは吉田さんよりもうまく描けるんだって。「 青は藍より出でて藍より青し 」って言葉がぴったりだね。
◎ 才能は親から子へ引き継がれることもあるけど、子供が親を超えることもあるんだね。
● そうだね。親子共々素晴らしい才能を持っているということだね。