犬猿の仲

【ことわざ・慣用句】犬猿の仲(けんえんのなか)の意味・例文

意味 非常に仲が悪いことの例え。
例文 国語の先生と算数の先生は、 犬猿の仲 だという噂だ。
類義語 水と油、そりが合わない、対立する関係、折り合いが悪い、ギスギスした、ギクシャクした、冷戦状態
反対語 魚と水
レベル ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。

犬猿の仲 とは:わかりやすい使い方の例

けんえんのなか:例文1
サッカー部によくケンカをする二人組がいて困っているケロ。
犬猿の仲とは:意味2
犬猿の仲 ケロね。キャプテンのケロゆうは大変そうケロ。
けんえんのなか:例文2
でも試合になるとふたりはすごい連携プレーをするケロ。それが不思議ケロ。
犬猿の仲:意味3
ケンカするほど仲がいいとも言うケロ。実は気が合うのかもしれないケロね。

犬猿の仲】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。

類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 水と油、そりが合わない、対立する関係、折り合いが悪い、ギスギスした、ギクシャクした、冷戦状態
意味 ⇒ 非常に仲が悪いことの例え。

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犬猿の仲とは?意味と由来・語源

犬猿の仲 」という言葉は、犬と猿が相性が悪く、 仲が悪い様子 を表しています。これは、犬と猿が性格や生活習慣が異なり、また犬が猿を捕まえようとすることから、両者が折り合いが悪いとされていることに由来します。

この表現は、中国の古典『呂氏春秋』や日本の平安時代の文学作品『枕草子』にも登場しています。これらの古典文学からもわかるように、「 犬猿の仲 」は古くから使われている表現であり、仲が悪いことを象徴的に示しています。

ことわざ「犬猿の仲」に似た英語表現は?

犬猿の仲 」に近い英語表現は ” like cats and dogs ” です。これは直訳すると「猫と犬のように」となりますが、英語圏では犬と猫が仲が悪いというイメージが一般的です。したがって、” like cats and dogs ” は、 二人または二つのグループが非常に仲が悪く、争いが絶えない様子 を表現します。

例文: “They argue all the time; they’re like cats and dogs.”(彼らはいつも口喧嘩している。まるで犬猿の仲だ。)

分かりやすい例文

例文1
あの二人は 犬猿の仲 で、互いに口をきかない。

例文2
彼らは 犬猿の仲 で、一緒に仕事をするのが難しい。

例文3
田中さんと鈴木さんは 犬猿の仲 だけど、仕事ではプロフェッショナルに協力している。

例文4
子供の頃から 犬猿の仲 だったが、大人になってからは仲良くなった。

例文5
以前は 犬猿の仲 だったが、共通の趣味で仲直りした。

犬猿の仲を使った会話の例文

● 「最近、山田さんと佐藤さんが一緒にプロジェクトを進めているんだってね。」
◎ 「えっ、本当?あの二人、昔から 犬猿の仲 だと思ってたよ。」
● 「そうなんだけど、どうやら最近は協力してうまくやっているらしいよ。」
◎ 「へえ、それは意外だね。 犬猿の仲 だと思っていたけど、仕事では協力できるってすごいね。」
● 「そうだね、人間関係も変わるものだね。今後も二人のコンビが楽しみだ。」