【ことわざ・慣用句】縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)の意味・例文
意味 | 人のために陰で苦労や努力をすること。また、そのようなことをしている人。 |
例文 | 彼は地味な仕事でもきちんとこなしてくれる、 縁の下の力持ち だ。 |
類義語 | 内助の功、献身的、裏方、身を犠牲にする、陰の立役者、名脇役、後ろ盾になる |
反対語 | 目立ちたがり、自分勝手 |
レベル | ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
縁の下の力持ち とは:わかりやすい使い方の例
【縁の下の力持ち】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 内助の功(ないじょのこう)、献身的、裏方、身を犠牲にする、陰の立役者、名脇役、後ろ盾になる
意味 ⇒ 人のために陰で苦労や努力をすること。また、そのようなことをしている人。
他の四字熟語・ことわざ・慣用句も調べて学習するときは サイト内検索 をご利用ください。
<ゲーム感覚でことわざ・慣用句を覚える:クイズ> ⇒ ケロケロ ことわざ・慣用句 クイズ
YouTube動画で「縁の下の力持ち」を見る
ことわざ【縁の下の力持ち】をYouTube動画で何回も見ると意味や例文を忘れにくくなりますよ♪
※どんどんYouTubeに、ことわざ動画を追加していきますので チャンネル登録 よろしくお願いします。
⇒ ケロケロ辞典YouTube
※注:音声はAI(ロボット)のため発音(イントネーション)がおかしい所があります。それも含めて楽しんでことわざ「縁の下の力持ち」を覚えて下さいね♪
縁の下の力持ちとは?意味と由来・語源
「 縁の下の力持ち 」ということわざは、目立たないところで活躍し、他の人たちのために尽力する人を称える表現です。この表現の由来は、平安時代の日本の建築様式に関連しています。
古代の日本の家屋は、大きな屋根が庇のように外に張り出していたため、家の縁の下には柱が設置されていました。これらの柱は家の重みを支えるために非常に重要な役割を果たしていたのですが、見た目には目立たず、その存在感は薄かったです。しかし、柱がなければ家は倒れてしまうため、縁の下の柱はまさに力持ちと言えます。
こうした柱の役割になぞらえて、「 縁の下の力持ち 」という言葉が生まれました。この言葉は、 目立たない場所で他の人たちを支えている人々を讃え、彼らの重要性を認めるもの です。
ことわざ「縁の下の力持ち」に似た英語表現は?
「 縁の下の力持ち 」に近い英語表現は ” unsung hero ” や ” behind-the-scenes hero ” です。これらの表現は、目立たない立場で他人のために努力し、成果や成功に貢献している人を指します。以下がその英語での意味です。
Unsung hero : この表現は、「讃えられていない英雄」や「無名の英雄」という意味です。目立たない立場で貢献している人物に対して使われます。
Behind-the-scenes hero : 「舞台裏の英雄」という意味で、表に出ない立場で大きな影響を与える人物を指します。これらの人物は、目立たないが他人のために尽力し、成功に寄与しているという点で、「 縁の下の力持ち 」と同じニュアンスを持ちます。
分かりやすい例文
例文1
彼はいつも 縁の下の力持ち で、チームの成功に大きく貢献している。
例文2
会社の 縁の下の力持ち として、彼女はいつも後ろでサポートしてくれる。
例文3
縁の下の力持ち である彼の努力が、クラスの雰囲気を良くしている。
例文4
彼女は 縁の下の力持ち として、部活動をサポートし続けている。
例文5
縁の下の力持ち がいるおかげで、地域の活動が盛り上がっている。
縁の下の力持ちを使った会話の例文
● 最近、部署の雰囲気がとても良くなったよね。
◎ そうだね。実は、田中さんが 縁の下の力持ち として、みんなの仕事をサポートしてくれているんだ。
● 本当に?田中さんってすごいね。表には出ないけど、ちゃんと働いているんだ。
◎ うん、彼のおかげで、私たちも仕事がスムーズに進んでいるよ。感謝しないとね。
● 本当だ。今度、お礼を言って、一緒に食事でも誘おうか。
◎ いいね!それなら、田中さんも喜ぶだろうし、私たちも感謝の気持ちを伝えられるね。