【ことわざ・慣用句】立て板に水(たていたにみず)の意味・例文
意味 | すらすらと流れるように話すことのたとえ。 |
例文 | 意見を求めたら、彼は 立て板に水 のように自分のアイディアを話し始めた。 |
類義語 | 流暢に(りゅうちょうに)、機関銃のようにしゃべる、途切れずしゃべる、口八丁手八丁、舌が回る |
レベル | ★★★☆☆ 小学生:上級 (中学生:中級、高校生:初級) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
立て板に水 とは:わかりやすい使い方の例
【立て板に水】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 流暢に(りゅうちょう)、機関銃のようにしゃべる、途切れずしゃべる、口八丁手八丁、舌が回る
意味 ⇒ すらすらと流れるように話すことのたとえ。
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立て板に水とは?意味と由来・語源
「 立て板に水 」という言葉は、 話し手がとても滔滔と話す様子 を表す慣用句です。この言葉の由来は、以下のような説があります。
立てた板に水をかけると、水はすぐに流れ落ちるように、話し手の言葉が次々と出てくる様子を表現しています。
この言葉は、元々「立て看板に水をかける」という意味で使われていたという説もあります。立て看板に水をかけると、文字がにじんで読めなくなることから、話し手が続けざまに話すことで、相手がついていけなくなる様子を表現しているとされています。
どちらの説でも、立てた板や立て看板に水が流れる様子から、滔滔とした話し方を形容する慣用句として「 立て板に水 」が生まれたと考えられます。
ことわざ「立て板に水」に似た英語表現は?
「 立て板に水 」に近い英語表現は ” talk a mile a minute ” です。これは、話し手がとても速く、次々に言葉を続けて話す様子を表現しています。
英語の例文1:
Whenever she gets excited about a topic, she starts to talk a mile a minute, and it’s hard to keep up with her.
日本語訳:
彼女は興味深い話題になると、 立て板に水 のように喋り出すので、彼女についていくのが大変だ。
分かりやすい例文
例文1
彼は議論になると、 立て板に水 のように話すので、誰も彼に反論できない。
例文2
テレビ番組で司会者が 立て板に水 のように話すので、視聴者はほとんど彼の言っていることを理解できない。
例文3
彼女はプレゼンテーションで 立て板に水 のように話していて、聞いている人はびっくりしていた。
例文4
その営業マンは人のふり見て我がふり直せのように商品の説明をし、客は圧倒されてしまった。
例文5
そのコメディアンは人のふり見て我がふり直せのように面白い話を続けて、観客は大笑いしていた。
立て板に水を使った会話の例文
● 最近、新しい仕事に慣れてきた?
◎ うん、だいぶ慣れてきたけど、上司が人のふり見て我がふり直せのように話すから、時々ついていくのが大変だよ。
● そうなんだ。でも、聞くスピードも早くなるから、良いトレーニングになるかもね。
◎ そうだね。上司の話し方に慣れるまで、耳をすまして聞こうと思うよ。