五十歩百歩

【ことわざ・慣用句】五十歩百歩(ごじっぽひゃっぽ)の意味・例文

意味 小さな差はあるが、たいして違いはないこと。
例文 期間限定のチョコレートを買ってみたが、いつも食べているものと 五十歩百歩 で、味はほとんど同じだった。
類義語 大同小異どんぐりの背比べ、目くそ鼻くそを笑う、似たり寄ったり、ドッコイドッコイ、大差がない、大して違わない、どっちもどっち
レベル ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須)

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五十歩百歩 とは:わかりやすい使い方の例

ごじっぽひゃっぽ:例文1
やったー!今回は頑張ったかいあって、期末テストの平均が上がったケロー!
五十歩百歩とは:意味2
それはすごいことケロ!
五十歩百歩:意味3
(前は50点だったけど今回は80点ぐらいあるかな。。。)
ごじっぽひゃっぽ:例文2
前回よりも2点高かったケロ♪
五十歩百歩:意味4
…( 五十歩百歩 ケロ。)


【五十歩百歩】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
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五十歩百歩とは?意味と由来・語源

五十歩百歩 」は、古代中国の戦術家・孫子の著書『孫子兵法』に由来する言葉です。この言葉は、もともとは戦闘において五十歩後退した兵士と、百歩後退した兵士のどちらが優れているかという議論に関連して使われました。

どちらも戦場から逃げた兵士であるため、その違いは大したことがないという意味で用いられました。

現代では、「 五十歩百歩 」は、二つの事柄が表面的に異なるように見えても、 実質的にはほとんど同じである という意味で使われます。つまり、「 どちらも大差ない 」というニュアンスで使われることが多いです。

ことわざ「五十歩百歩」に似た英語表現は?

五十歩百歩 」に近い英語表現は ” six of one, half a dozen of the other ” です。このフレーズは、二つの選択肢が実質的に同じであり、 どちらを選んでも大差がない という意味を表すのに使われます。

直訳すると、「一方は6つ、他方は半ダース」となり、どちらも同じ数(6)を指しているため、大差がないという意味になります。

分かりやすい例文

例文1
彼らの意見は 五十歩百歩 で、どちらもほとんど同じだ。

例文2
この二つのプランは 五十歩百歩 だ。どちらを選んでも結果は変わらないだろう。

例文3
高速道路を使っても、一般道を使っても、 五十歩百歩 だ。どちらも同じくらいの時間がかかる。

例文4
この二つのスマートフォンは性能が 五十歩百歩 だ。どちらを選んでも満足できるだろう。

例文5
どちらの政党を支持しても、 五十歩百歩 だ。どちらも似たような政策を提案しているから。

五十歩百歩を使った会話の例文

● どのスマホを買うか迷っているんだけど、どっちがいいと思う?このモデルとこのモデルのどちらかにしようかと。
◎ それらのスマホのスペックはほとんど同じだね。カメラ性能もバッテリー寿命も 五十歩百歩 だと思うよ。どちらを選んでも満足できると思うけど、デザインやブランドで決めるのもいいかもね。
● そうだね。どちらも性能面では 五十歩百歩 みたいだし、気に入ったデザインの方を選ぼうかな。ありがとう!