【ことわざ・慣用句】音を上げる(ねをあげる)の意味・例文
意味 | 苦しさに耐えられず声をあげる。弱音を吐く。 |
例文 | 彼の考えた練習メニューは厳しすぎて、 音を上げる 人がたくさんいた。 |
類義語 | 弱音を吐く、諦める、放棄する、投げ出す、断念する、弱気になる 、さじを投げる、お手上げ |
レベル | ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
音を上げる とは:わかりやすい使い方の例
【音を上げる】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 弱音を吐く、諦める、放棄する、投げ出す、断念する、弱気になる 、さじを投げる、お手上げ
意味 ⇒ 苦しさに耐えられず声をあげる。弱音を吐く。
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音を上げるとは?意味と由来・語源
「 音を上げる 」という慣用句は、元々は囲碁や将棋の世界から来ています。囲碁や将棋では、対局が進むにつれて、自分が不利な状況になると「 音を上げる 」と言われることがありました。これは、敵に対して降参を示すために石を打つ音を上げることから来ています。
現代では、「 音を上げる 」は囲碁や将棋に限らず、一般的に 困難な状況に耐えられずに降参する、または折れること を表すようになりました。また、「 音を上げず 」は、仕事やプロジェクトで困難に直面しても、それに屈せずに最後までやり遂げるという意味でも使われることがあります。
ことわざ「音を上げる」に似た英語表現は?
「 音を上げる 」に近い英語表現は ” to throw in the towel ” です。これは、困難な状況に耐えられずに降参する、または折れることを意味しています。元々はボクシングの世界で使われており、コーナーがタオルをリングに投げ入れることで選手の降参を示すことに由来しています。
英語の例文1:
He couldn’t handle the pressure and decided to throw in the towel.
日本語訳:
彼はそのプレッシャーに耐えられず、 音を上げる ことに決めた。
英語の例文2:
When the project became too difficult, she almost threw in the towel, but her team encouraged her to keep going.
日本語訳:
プロジェクトが難しくなりすぎたとき、彼女はほとんど 音を上げそう になったが、チームが彼女を励まし続けた。
分かりやすい例文
例文1
この仕事のプレッシャーに耐えられず、彼はとうとう 音を上げた 。
例文2
試験勉強で疲れ果てて、彼女はもう 音を上げそう だった。
例文3
彼は練習で苦しんだが、 音を上げず に最後までやり遂げた。
例文4
あと少しでゴールだから、今 音を上げる わけにはいかない。
例文5
マラソンの途中で疲れてしまったが、 音を上げず に最後まで走り切った。
音を上げるを使った会話の例文
● 最近、仕事が忙しくて大変そうだね。大丈夫?
◎ まあ、なんとかやってるけど、正直もう少しで 音を上げそう だよ。
● そんなに無理しないでね。上司に相談して、仕事量を減らしてもらったらどう?
◎ それも一つの方法だけど、今のタイミングで 音を上げる と、チームに迷惑がかかるんだよね。
● でも、体調を崩したらもっと迷惑だよ。無理しない程度に頑張ってね。
◎ ありがとう。そうだね、適度に休憩しながら頑張ろう。