【ことわざ・慣用句】手塩にかける(てしおにかける)の意味・例文
意味 | 自ら面倒を見て大切に育てること。 |
例文 | これは私の畑で 手塩にかけて 育てた有機野菜です。 |
類義語 | 目をかける、かわいがる、寵愛する、大切に育てる、手をかける、世話を焼く、情熱を注ぐ |
レベル | ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
手塩にかける とは:わかりやすい使い方の例
【手塩にかける】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 目をかける、かわいがる、寵愛する、大切に育てる、手をかける、世話を焼く、情熱を注ぐ
意味 ⇒ 自ら面倒を見て大切に育てること。
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手塩にかけるとは?意味と由来・語源
「 手塩にかける 」という言葉の由来や語源は、江戸時代にさかのぼります。当時、家庭で食材を保存する方法のひとつとして、塩漬けにすることがありました。食材に塩をまぶして保存する際には、手で塩を揉み込む作業が必要でした。この作業には丹精を込めて行われ、手間と時間がかかることから、この言葉は「 手間をかけて大切に育てる 」という意味で使われるようになりました。
また、塩を使って食材を保存する際、手で塩を揉み込むことで食材の味や品質が向上すると考えられていました。このため、「 手塩にかける 」は「丹精を込めて育てる」という意味だけでなく、品質や味を大切にする意味も含んでいます。
ことわざ「手塩にかける」に似た英語表現は?
「 手塩にかける 」の英語表現は ” to nurture with great care ” や ” to raise with loving care ” などと言い表すことができます。これらの表現は、日本語の「手塩にかける」にあたる意味で、「手間をかけて大切に育てる」というニュアンスを含んでいます。また、 ” to devote oneself to ” や ” to put one’s heart and soul into ” などの表現も、同様の意味で使われることがあります。これらの表現は、ある事柄に熱心に取り組むことや、全力で努力することを意味しています。
分かりやすい例文
例文1
彼は自分の庭を 手塩にかけて 世話をしている。
例文2
このレストランのシェフは、 手塩にかけて 育てた野菜を使って料理を作る。
例文3
彼女は 手塩にかけて 育てた子供たちが大学を卒業するのを見届けた。
例文4
この農家は 手塩にかけて 育てた果物を市場で販売している。
例文5
僕たちのチームは、監督が 手塩にかけて 育ててくれた選手たちで構成されている。
手塩にかけるを使った会話の例文
● あなたの庭、すごく綺麗ですね!どうやってこんなに手入れされているんですか?
◎ ありがとうございます。実は、僕は庭を 手塩にかけて 育てているんです。毎日手入れして、大切に世話をしています。
● 素晴らしいですね。庭仕事がお好きなんですね。
◎ はい、そうです。植物たちが元気に育つのを見るのが、僕の喜びなんです。それに、 手塩にかけて 育てた花が咲くと、とても達成感があります。
● それは素敵ですね。私も庭を 手塩にかけて 育てる方法を教えていただけますか?
◎ もちろんです。喜んで教えますよ。まずは、どんな植物に興味がありますか?
● うーん、僕はバラが好きです。バラを 手塩にかけて 育ててみたいです。
◎ いい選択ですね。それでは、週末に庭の手入れの仕方を一緒に学びましょう。