【ことわざ・慣用句】他山の石(たざんのいし)の意味・例文
意味 | 他人の間違った言動や行動を、自分への戒めとして利用するということ。 |
例文 | 彼のミスを 他山の石 として、気を引き締めて仕事に取り組もう。 |
類義語 | 人のふり見て我がふり直せ、反面教師、失敗を活かす、無駄にしない、明日は我が身 |
レベル | ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
他山の石 とは:わかりやすい使い方の例
【他山の石】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 人のふり見て我がふり直せ、反面教師、失敗を活かす、無駄にしない、明日はわが身
意味 ⇒ 他人の間違った言動を、自分の為に利用することができるということ。
他の四字熟語・ことわざ・慣用句も調べて学習するときは サイト内検索 をご利用ください。
<ゲーム感覚でことわざ・慣用句を覚える:クイズ> ⇒ ケロケロ ことわざ・慣用句 クイズ
YouTube動画で「他山の石」を見る
ことわざ【他山の石】をYouTube動画で何回も見ると意味や例文を忘れにくくなりますよ♪
※どんどんYouTubeに、ことわざや四字熟語の動画を追加していきますので チャンネル登録 よろしくお願いします。
⇒ ケロケロ辞典YouTube
※注:一部の音声はAI(ロボット)のため発音(イントネーション)がおかしい所があります。それも含めて楽しんでことわざ「他山の石」を覚えて下さいね♪
他山の石とは?意味と由来・語源
「 他山の石 」は、「他山の石以て我が身を攻むべし」という四字熟語からきています。これは、他の山の石を使って自分自身を磨くべきだという意味です。他山の石は、 他の場所や人から学ぶこと を意味します。
この言葉の語源は、中国の古典『荘子』にある故事に由来しています。ある石工が、自分の石を磨くために、遠くの山から良質の石を持ち帰り、その石を使って自分の石を磨いたという話が元となっています。
この言葉は、他人の成功や失敗を学ぶことで自分自身の知識や技術を向上させることを示しています。他山の石を学びの材料として、自分の成長に役立てるべきだという考え方を示しているのです。
ことわざ「他山の石」に似た英語表現は?
「 他山の石 」の英語表現は ” learning from others ” や ” a lesson from another’s experience ” です。これらの表現は、 他の人の経験や知識から学び、自分自身の成長に役立てるという意味 を持っています。
分かりやすい例文
例文1
他山の石 として、競合企業の成功事例を学んでみることが重要だ。
例文2
友達が失敗した話を聞いて、自分も 他山の石 として気をつけたい。
例文3
先輩の経験談は 他山の石 になり、私たちの成長を助けてくれる。
例文4
先生の過去の失敗談は、私たちにとって 他山の石 となり、同じ過ちを犯さないよう助けてくれる。
例文5
スポーツ選手が試合で失敗したとき、それを 他山の石 として次の試合に活かすことができる。
他山の石を使った会話の例文
● 最近、新しいプロジェクトに取り組んでいるんだけど、ちょっと困っているんだ。
◎ どうしたの?何か問題があるの?
● うん、うまく進まなくて。どうすればいいかわからないんだよね。
◎ そうか。じゃあ、他の企業がどうやって似たような問題を解決しているか調べてみるのはどう? 他山の石 になるかもしれないよ。
● なるほど、 他山の石 を参考にするのはいいアイデアだね。ありがとう、やってみるよ!