【ことわざ・慣用句】肝を冷やす(きもをひやす)の意味・例文
意味 | 危険な目にあって、ひやりとすること。 |
例文 | 転んだ拍子に車にひかれそうになり、 肝を冷やした 。 |
類義語 | 危機一髪、間一髪、冷や汗をかく、ひやりとする、身が縮む、ヒヤヒヤする、ドキッとする、ぞっとする |
レベル | ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須) |
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肝を冷やす とは:わかりやすい使い方の例
【肝を冷やす】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 危機一髪 、冷や汗をかく、ひやりとする、身が縮む、ヒヤヒヤする、ドキッとする、ぞっとする
意味 ⇒ 危険な目にあって、ひやりとすること。
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肝を冷やすとは?意味と由来・語源
「 肝を冷やす 」という言葉は、江戸時代の日本で使われ始めた慣用句です。語源に関しては諸説あり、明確な起源ははっきりしていませんが、いくつかの説が存在します。
一つの説は、驚いたり恐れたりしたときに肝臓が冷たく感じることから来ているというものです。肝臓は古くから勇気や気力の象徴とされており、恐怖を感じるときには肝が冷えるとされていました。
もう一つの説は、「肝」は勇気や気力を意味し、「冷やす」は「奪う」や「失う」という意味であるため、「 肝を冷やす 」は 勇気や気力を失って恐れること を表しているというものです。
どちらの説にせよ、「 肝を冷やす 」という言葉は、驚いたり恐れたりすることを表す慣用句として使われています。
ことわざ「肝を冷やす」に似た英語表現は?
「 肝を冷やす 」に近い英語表現は ” to be scared ” や ” to be frightened ” です。
これらの表現は、「 驚いたり恐れたりする 」という意味を持っています。また、慣用句 ” to have one’s heart in one’s mouth “(口に心臓が上がる)や ” to get goosebumps “(鳥肌が立つ)も、似た意味を持つ表現として使われることがあります。
分かりやすい例文
例文1
あの怖い映画で、何度も 肝を冷やした 。
例文2
山道を登っていた時、崖っぷちで足が滑りそうになって 肝を冷やした 。
例文3
猫に驚かされて、 肝を冷やした 。
例文4
大事な書類をなくしたと思って 肝を冷やした が、結局見つかってホッとした。
例文5
車の事故現場を目撃して、 肝を冷やした 。
肝を冷やすを使った会話の例文
● 昨日の夜、ねずみが部屋に入ってきて、すごく 肝を冷やした んだ。
◎ ねずみが怖いの?
● そうなんだよ。動くのが早くて、いつどこから現れるかわからないから。
◎ 確かに、そういうのは 肝を冷やす よね。でも、ねずみもただ怖がられたくないだけだと思うよ。
● そうかもしれないけど、やっぱり怖いんだよね。どうにかしてねずみを部屋から追い出さなきゃ。