【ことわざ・慣用句】濡れぬ先の傘(ぬれぬさきのかさ)の意味・例文
意味 | 失敗しないように先に準備しておくことのたとえ。 |
例文 | 濡れぬ先の傘 というし、自転車に乗るときはヘルメットを被ることにしている。 |
類義語 | 転ばぬ先の杖、石橋を叩いて渡る、備えあれば憂いなし、予防線を張る、準備万端、念には念を入れて、慎重 |
レベル | ★☆☆☆☆ 小学生:初級 (中学生:必須、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
濡れぬ先の傘 とは:わかりやすい使い方の例
【濡れぬ先の傘】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 転ばぬ先の杖、石橋を叩いて渡る、備えあれば憂いなし、予防線を張る、準備万端、念には念を入れて、慎重
意味 ⇒ 失敗しないように先に準備しておくことのたとえ。
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濡れぬ先の傘とは?意味と由来・語源
「 濡れぬ先の傘 」という言葉は、江戸時代に成立したことわざで、 事前に対策や準備をしておくこと の重要性を示しています。語源については明確な情報はありませんが、雨が降る前に傘をさすことで濡れないで済むという意味合いが込められています。
言葉の意味は、「雨が降る前に傘をさしておく」ということから、「 問題が起こる前に事前に対策を講じる 」という意味で使われます。この言葉は、予防や準備が大切であることを教えてくれる教訓的な表現です。
ことわざ「濡れぬ先の傘」に似た英語表現は?
「 濡れぬ先の傘 」の英語表現は ” An ounce of prevention is worth a pound of cure. ” となります。この表現の直訳は「予防の1オンスは治療の1ポンドに値する」という意味ですが、実際の意味は「事前の対策や予防は、問題が起きた後の対処よりもはるかに価値がある」ということを示しています。これは、問題が発生する前に予防策を講じることの重要性を強調している日本語の「 濡れぬ先の傘 」と同様の意味を持つ英語の表現です。
分かりやすい例文
例文1
今回の事故は 濡れぬ先の傘 で対策を講じておけば防げたかもしれない。
例文2
彼は 濡れぬ先の傘 で早めに予約をしておいたので、ホテルの部屋に困らなかった。
例文3
会社は 濡れぬ先の傘 として、従業員に災害時の緊急対応を研修している。
例文4
濡れぬ先の傘 として、今から健康に気を使って生活しておくことが大切だ。
例文5
火災保険は 濡れぬ先の傘 として家を守るために加入しておくべきだ。
濡れぬ先の傘を使った会話の例文
● 最近、地震が多いみたいだね。心配だな。
◎ そうだね。でも、地震に対する対策はちゃんとしてる?
● うーん、特に何もしてないけど…大丈夫かな?
◎ 地震対策は 濡れぬ先の傘 だよ。災害が起こる前に、非常用品を用意したり、家具を固定したりしておくべきだよ。
● たしかに、そうだね。早めに対策をしておいた方がいいね。ありがとう!