【ことわざ・慣用句】損して得取れ(そんしてとくとれ)の意味・例文
意味 | 最初は損をしても、将来的には大きな利益を得るようにするということ。 |
例文 | 損して得取れ というように、この商品の開発には費用がかかるが完成すれば大きな利益を生むはずだ。 |
類義語 | 海老で鯛を釣る、負けるが勝ち、先物買い、得につながる、損せぬ人に儲けなし |
反対語 | 一文惜しみの百知らず |
レベル | ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須) |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
損して得取れ とは:わかりやすい使い方の例
【損して得取れ】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 海老で鯛を釣る、負けるが勝ち、先物買い、得につながる、損せぬ人に儲けなし
意味 ⇒ 最初は損をしても、将来的には大きな利益を得るようにするということ。
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損して得取れとは?意味と由来・語源
「 損して得取れ 」という言葉は、 一度損をしてでも最終的に利益を得ることができるという意味 です。語源については、江戸時代の日本の商人の間で使われた言葉とされています。
江戸時代の商人は、商品を売る際に一度値下げしてしまっても、その後の取引で利益が得られることを期待して、この言葉を用いたと考えられています。つまり、「 短期的な損失を受け入れることで長期的な利益を得る 」という考え方を示している言葉です。この言葉は、現代でもビジネスの世界で用いられることがあります。
ことわざ「損して得取れ」に似た英語表現は?
「 損して得取れ 」に近い英語表現は ” You have to spend money to make money ” というフレーズです。この英語表現の意味は、「お金を使わなければお金を稼げない」、つまり、短期的な投資や損失を受け入れることで長期的な利益を得ることができるという考え方を示しています。この表現はビジネスや投資の世界でよく使われます。
分かりやすい例文
例文1
彼は新しい事業を始めるために退職金を使ったが、 損して得取れ ということで、結果的には大成功を収めた。
例文2
最初のうちは赤字が続くかもしれないが、 損して得取れ と信じて、新しい店舗をオープンさせた。
例文3
損して得取れだと考え 高い講習料を支払って、彼は専門スキルを磨くために研修に参加した。
例文4
彼女は留学費用を払うのは 損して得取れ だと考え、結果的にはその経験が彼女のキャリアに大きな影響を与えた。
例文5
新製品開発のための資金調達は難しいが、 損して得取れ と考え、彼はリスクを受け入れて投資を決めた。
損して得取れを使った会話の例文
● 最近、環境に良い製品に興味があるんだけど、投資が高くて迷ってる。
◎ そうだね。でも、長期的に見ると損して得取れだよ。最初はコストがかかるけど、環境に良いことをしているし、それがお客さんにも評価されるだろうから。
● 確かにそうだね。環境を守ることは大切だし、投資に値するかもしれない。
◎ うん、それに最近の消費者は環境に配慮した製品を求めているから、その点でも 損して得取れ だと思うよ。
● なるほど。じゃあ、思い切って投資してみるか。ありがとう!