牛の歩みも千里

【ことわざ・慣用句】牛の歩みも千里(うしのあゆみもせんり)の意味・例文

意味 ゆっくり進んでいても努力し続ければ、大きな成果を上げることができるという意味。
例文 牛の歩みも千里 、努力したことは必ず報われると信じて頑張ろう。
類義語 努力は報われる、牛歩戦術、歩みを止めない、しぶとい、継続は力なり石の上にも三年
レベル ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。

牛の歩みも千里:わかりやすい使い方

うしのあゆみもせんり:例文1
毎日ピッチング練習をしているけど、なかなか思うようにボールが投げられないケロ。
牛の歩みも千里:意味2
牛の歩みも千里 というように、努力は必ず報われるケロよ。
うしのあゆみもせんり:例文2
本当ケロ?
牛の歩みも千里:意味3
もちろんケロ!努力は絶対無駄にはならないケロ。
うしのあゆみもせんり:例文3
よーし、なんかやる気が出てきたケロ!
牛の歩みも千里:意味4
ファイトケロ~!

牛の歩みも千里】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。

類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 努力は報われる、牛歩戦術、歩みを止めない、しぶとい、継続は力なり石の上にも三年
意味 ⇒ ゆっくり進んでいても努力し続ければ、大きな成果を上げることができるという意味。

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牛の歩みも千里とは?意味と由来・語源

牛の歩みも千里 」という言葉は、日本の古いことわざで、 ゆっくりとした進行でも、地道な努力を積み重ねることで長い距離や大きな成果を達成できること を意味しています。「 牛の歩みも千里 」は、「牛」がゆっくりと歩く様子、「千里」は長い距離を指す言葉です。

この言葉の語源は、中国の戦国時代の思想家荘子に由来するとされています。荘子は、「牛馬の歩みは遅くとも、日々歩むことにより千里を達成できる」と述べていました。この考え方は、日本の文化にも取り入れられ、現在の「 牛の歩みも千里 」という形で残っています。

このことわざは、焦らず無理をせず、着実に努力を続けることで遠くまで行けるという教えを伝えており、今でも多くの人がこの言葉を用いて 励ましや応援の言葉 として使っています。

ことわざ「牛の歩みも千里」に似た英語表現は?

牛の歩みも千里 」に近い英語表現は ” Slow and steady wins the race ” です。この言葉は、急がず着実に進むことが最終的な成功につながるという意味を持っています。この表現は、イソップ寓話「うさぎとかめ」(The Tortoise and the Hare)から来ており、速さよりも地道な努力が重要だという教訓を伝えています。

英語の例文1:
Even though he was not the quickest in the class, he always believed that slow and steady wins the race, and eventually, he became the top student.
日本語訳:
彼はクラスで最も速いわけではなかったが、「 牛の歩みも千里 」を信じていつも地道に努力していた。結果的に、彼はトップの生徒になった。

分かりやすい例文

例文1
彼は独学で英語を勉強しているが、 牛の歩みも千里 と信じて毎日コツコツ努力している。

例文2
ピアノの練習は最初は難しいかもしれないけれど、 牛の歩みも千里 で、少しずつ上達していくだろう。

例文3
ダイエットは速攻で結果が出るものではないが、 牛の歩みも千里 と言うし、焦らず地道に続ければ成功するだろう。

例文4
このビジネスは最初は利益が少ないかもしれないが、 牛の歩みも千里 で、じっくりと成長させれば大きな成功が待っているだろう。

例文5
大学受験の勉強は短期間で結果が出るものではないが、 牛の歩みも千里 、日々の努力が大切だ。

牛の歩みも千里を使った会話の例文

● 最近、新しい仕事がなかなか覚えられなくて、ちょっと焦っているんだよね。
◎ そんなに心配しなくても大丈夫だよ。覚えるのに時間がかかっても、 牛の歩みも千里 って言うでしょ?焦らず、地道にコツコツ続ければ、きっと覚えられるよ。
● うん、そうだね。焦らずに、一つずつ確実に覚えていこうと思う。
◎ いい考えだね。無理をせず、自分のペースで進めば、少しずつ上達していくよ。