雉も鳴かずば撃たれまい

【ことわざ・慣用句】雉も鳴かずば撃たれまい(きじもなかずばうたれまい)の意味・例文

意味 余計な事を言ってしまったが為に自ら災難を受けること。
例文 雉も鳴かずば撃たれまい なのに、どうしてケンカになるような事ばかり言うんだい?
類義語 口は災いの元 、多言は身を害す、出る杭は打たれる藪をつついて蛇を出す
レベル ★★★☆☆ 小学生:上級 (中学生:中級、高校生:初級)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。

雉も鳴かずば撃たれまい とは:わかりやすい使い方の例

きじもなかずばうたれまい:例文1
女の子は難しいケロ~。
雉も鳴かずば撃たれまいとは:意味2
どうしたケロ?
きじもなかずばうたれまい:例文2
前髪を切りすぎた女の子に『男子みたいで似合ってる』って言ったら怒られたケロ。
雉も鳴かずば撃たれまい:意味3
雉も鳴かずば撃たれまい なのに、何でそんなことを言ったんだケロ?
きじもなかずばうたれまい:例文3
褒めたつもりだったケロ~。

雉も鳴かずば撃たれまい】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。

類義語や同義語:同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 口は災いの元 、多言は身を害す、出る杭は打たれる藪をつついて蛇を出す
意味 ⇒ 余計な事を言ってしまったが為に自ら災難を受けること。

他の四字熟語・ことわざ・慣用句も調べて学習するときは サイト内検索 をご利用ください。

ゲーム感覚でことわざ・慣用句を覚える:クイズ> ⇒ ケロケロ ことわざ・慣用句 クイズ

YouTube動画で「雉も鳴かずば撃たれまい」を見る

ことわざ【雉も鳴かずば撃たれまい】をYouTube動画で何回も見ると意味や例文を忘れにくくなりますよ♪
※どんどんYouTubeに、ことわざ動画を追加していきますので チャンネル登録 よろしくお願いします。
ケロケロ辞典YouTube

※注:音声はAI(ロボット)のため発音(イントネーション)がおかしい所があります。それも含めて楽しんでことわざ「雉も鳴かずば撃たれまい」を覚えて下さいね♪

雉も鳴かずば撃たれまいとは?意味と由来・語源

雉も鳴かずば撃たれまい 」ということわざは、 自分から目立たないように行動すれば、災いやトラブルに巻き込まれることが少ないという意味 です。この言葉は、雉が鳴くことでその存在が猟師に知られ、撃たれることになるという状況から来ています。雉が鳴かなければ、猟師に気づかれることがなく、安全であるという考え方を示しています。

この言葉の語源は、平安時代の日本にさかのぼります。当時の猟師たちは、雉が鳴くところを狙って矢を放ちました。しかし、鳴かない雉は猟師に気づかれず、撃たれることはありませんでした。このような状況から、「 雉も鳴かずば撃たれまい 」ということわざが生まれました。

ことわざ「雉も鳴かずば撃たれまい」に似た英語表現は?

雉も鳴かずば撃たれまい 」に近い英語表現は ” If you don’t stick your neck out, you won’t get your head chopped off ” です。これは、自分から目立たないように行動することで、災いやトラブルに巻き込まれるリスクが減るという意味です。直訳すると、「首を突き出さなければ、頭が切り落とされることはない」となります。この表現は、自分の存在を目立たせないことで安全に過ごせるという、日本語のことわざと同様の考え方を示しています。

分かりやすい例文

例文1
彼は目立たないようにして、 雉も鳴かずば撃たれまい という考えで仕事をしている。

例文2
雉も鳴かずば撃たれまい ということわざを思い出し、彼女は意見を言わずに静かにしていた。

例文3
雉も鳴かずば撃たれまい という戦術で、競合他社の目を引かずに事業を展開している。

例文4
仲間内のトラブルに巻き込まれないよう、 雉も鳴かずば撃たれまい と彼は遠慮していた。

例文5
彼はプロジェクトの進行中に問題が起きたとき、 雉も鳴かずば撃たれまい と黙っていて、後で大変なことになった。

雉も鳴かずば撃たれまいを使った会話の例文

● 昨日の会議で、君の意見が全く聞かれなかったね。何か問題でもあったの?
◎ いや、別に問題はなかったけど、最近ちょっと目立ちすぎている気がしてね。だから、「 雉も鳴かずば撃たれまい 」ということで、意見は控えめにしておいたんだ。
● なるほど、それも一つの戦術だね。でも、君の意見はいつも的確だから、適切なタイミングで発言してほしいよ。
◎ わかった、ありがとう。適切なタイミングを見極めつつ、これからも意見を言っていこうと思う。