日常茶飯事

【ことわざ・慣用句】日常茶飯事(にちじょうさはんじ)の意味・例文

意味 お茶を飲んだり食事をしたり日常的な出来事のこと。
例文 兄と兄の彼女の喧嘩を見て君は驚いていたが、あれは兄たちにとって 日常茶飯事 だよ。
類義語 いつもの事、よくある事、ご多分に漏れず、日課のように、 ありふれた
反対語 前代未聞、めずらしい、特別な、空前絶後、いつもと違う
レベル ★★☆☆☆ 小学生:中級 (中学生:初級、高校生:必須)

類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて学習効率がいいですよ。

日常茶飯事:わかりやすい使い方

にちじょうさはんじ:例文1
友達と喧嘩してしまったケロ!もう口を聞きたくないケロ。
日常茶飯事とは:意味2
またケロ?
にちじょうさはんじ:例文2
またってどういう意味ケロ?
日常茶飯事とは:意味3
昨日も一昨日も聞いたケロ。 日常茶飯事 ケロね。
にちじょうさはんじ:例文3
まぁ、喧嘩するほど仲がいいとは言うけど…確かにその通りかもしれないケロね。

日常茶飯事】の意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方でした。


日常茶飯事の類義語と反対語

類義語や同義語:同じ意味や似たような意味での使い方が多いので、語彙力UPのため同時に学習しよう。
類語 ⇒ いつもの事、よくある事、ご多分に漏れず、日課のように、 ありふれた
意味 ⇒ お茶を飲んだり食事をしたり日常的な出来事のこと。

反対語や対義語:反対の意味の用語も覚えると、語彙力が高まり、国語の読解問題にも強くなりますよ。
反語 ⇒ 前代未聞、めずらしい、特別な、空前絶後、いつもと違う

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ことわざの由来・語源は?

日常茶飯事 (にちじょうさはんじ)」という言葉は、 日常的なこと、よくあること を意味する表現です。この表現の由来や語源は諸説ありますが、一般的には以下のような説があります。

まず「 茶飯事 」という言葉は、茶を飲むことや飯を食べること、それについて話をすることを指します。

また「 日常 」とは普段の生活のことを指し、日々の出来事や習慣などを表します。

そのため「 日常茶飯事 」とは、茶飯を食べながら、日々の生活で起こる些細な出来事や話題を交わすことを意味しています。

つまり 何気ない日常の出来事や話題を指す表現 となります。

また江戸時代には、庶民の生活に欠かせない茶や飯を食べる時間が、彼らにとっての貴重な時間であったため、「 茶飯事 」という言葉が、広く使われるようになったとも言われています。

このように「 日常茶飯事 」という言葉は、日常の些細な出来事や話題を指す表現として、日本の言葉の中で定着しています。

使い方の例文5つ

この仕事は難しいと思っていたけど、慣れてくると 日常茶飯事 のようにこなせるようになった

お父さんが朝起きて眠そうにあくびを連発するのは 日常茶飯事 だよね。

東京では電車で通勤するときに、混雑した車両に乗るのは 日常茶飯事 の光景だ。

子供が小さいうちは、おむつ替えや授乳でママが忙しいのは 日常茶飯事 だね。

電車に乗っていると、人との接触や揺れに慣れてしまって、 日常茶飯事 に感じるようになった。

ことわざ「必要不可欠」に似た英語表現は?

日常茶飯事 」に相当する英語表現は ” commonplace ” や ” everyday occurrence ” などがあります。これらは「日常的に起こること」、「ありふれたこと」を意味します。

英語の例文1:
In this city, seeing celebrities is a commonplace.
日本語訳:
この街では、有名人を見ることは 日常茶飯事 だ。

英語の例文2:
For them, eating out is an everyday occurrence.
日本語訳:
彼らにとって、外食することは 日常茶飯事 だ。

英語の例文3:
Using smartphones for almost everything is a commonplace nowadays.
日本語訳:
現在では、ほぼすべてのことにスマートフォンを使用することは 日常茶飯事 だ。

英語の例文4:
For professional athletes, intensive training is an everyday occurrence.
日本語訳:
プロのアスリートにとって、集中的なトレーニングは 日常茶飯事 だ。

これらの表現は、「 日常茶飯事 」の概念を上手く表しており、特に特別ではなく日常的に起こる事象を示しています。

日常茶飯事の物語

ある日、主人公の山田さんは、普段通りの 日常茶飯事 な時間を過ごしていた。

彼は会社員であり、毎日同じように会社に出勤して同じような仕事をしていた。

彼の日常には何の変哲もないことばかりが起こっていた。ところがある日、山田さんはあることに気づいた。

それは、自分が毎日 日常茶飯事 と思っていたことが、実はとても幸せなことであることに気づいたのだ。

会社に行くこと、同僚たちと話すこと、家に帰って食事をすること、家族と過ごす時間を過ごすこと。

これらのことは、山田さんにとっては当たり前のことだったが、実はとても幸せなことだった。

そんな彼は 日常茶飯事 が、自分の人生にとってとても大切なことであると気づいた。

そして、今後も自分の日常を大切に過ごすことを決めたのだった。