【ことわざ・慣用句】石橋を叩いて渡る（いしばしをたたいてわたる）の意味・例文
| 意味 | 用心に用心を重ねて、物事を慎重に行うこと。 |
| 例文 | 石橋を叩いて渡る ように入念に見直しを繰り返したおかげで、今回のテストは満点だった。 |
| 類義語 | 備えあれば憂いなし、念には念を入れよ、転ばぬ先の杖、用心に怪我なし、濡れぬ先の傘 |
| 反対語 | 一か八か、危ない橋を渡る、当たって砕けろ、荒療治 |
| レベル | ★☆☆☆☆ 小学生：初級 （中学生：必須、高校生：必須） |
類義語や反対語でリンクがある場合は、リンクからその語彙の意味や例文を確認すると、セットで覚えることができて効率がいいですよ。
石橋を叩いて渡る とは：わかりやすい使い方の例
【石橋を叩いて渡る】短文の会話で意味と例文と小学生にもわかりやすい使い方の例でした。
類義語や同義語：同じ意味や似た言葉の使い方が多いので、言い換えや語彙力UPのため同時に覚えよう。
類語 ⇒ 備えあれば憂いなし、念には念を入れよ、転ばぬ先の杖、用心に怪我なし、濡れぬ先の傘
意味 ⇒ 用心に用心を重ねて、物事を慎重に行うこと。
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石橋を叩いて渡るとは？意味と由来・語源
「 石橋を叩いて渡る 」ということわざの由来は、古代中国の戦国時代の故事に基づいています。この言葉は、 慎重に行動する ことの重要性を表しています。
戦国時代の中国では、ある国で、その国の首相が川の上流で石橋を作っていました。ある日、その首相は部下に命じて、川の水位が急上昇しても石橋が壊れないように、橋を強固に作るように指示しました。首相は、橋が完成した後も、橋の強度を確かめるために橋を叩いて渡るように部下たちに命じました。
この故事が日本に伝わり、「 石橋を叩いて渡る 」ということわざが生まれました。このことわざは、 事を行う際に慎重に確認し、安全を確かめてから行動する ことの重要性を教えてくれる言葉となっています。
ことわざ「 石橋を叩いて渡る 」に似た英語表現は？
「 石橋を叩いて渡る 」に近い英語表現は ” Crossing the t’s and dotting the i’s “（字のtの横線を引き、iの上に点を打つ）です。この表現は、 細部に注意を払って物事を慎重に進める ことを意味しています。また、” Better safe than sorry “（安全策を講じて後悔しない方が良い）という表現も、慎重さを重視する意味で似たニュアンスを持っています。
分かりやすい例文
例文１
健康診断の結果が気になる場合、 石橋を叩いて渡る 意識で再検査を受けた方が良いでしょう。
例文２
住宅ローンを組む際は、 石橋を叩いて渡る くらいの注意が必要です。
例文３
彼は常に 石橋を叩いて渡る タイプで、リスクを避けるために十分な調査や準備を行います。
例文４
このプロジェクトは重要だから、 石橋を叩いて渡る ように慎重に進めましょう。
例文５
結婚相手を選ぶときは、 石橋を叩いて渡る くらいの慎重さが求められます。
石橋を叩いて渡るを使った会話の例文
● 明日から新しい仕事が始まるんだけど、ちょっと緊張しているんだよね。
◎ 確かに新しい環境は不安になるけど、君はいつも 石橋を叩いて渡る タイプだから、大丈夫だと思うよ。事前に会社の情報も調べたし、同僚ともコミュニケーションを大切にしているんだろう？
● うん、そうだね。 石橋を叩いて渡る ように準備してきたから、自信を持って挑むべきだよね。
◎ そうだよ！君ならきっと大丈夫。頑張ってね！
